【子ども記者通信】街のみんなを守る消防署(塚田小学校 宮嵜 花衣さん)
皆さんは、火災が起きた時に来てくれる人と言ったら、どんな人を思い浮かべますか?そう、消防隊員さんですね。
消防士さんの拠点、消防署は、船橋市に14ヶ所あって、わたしは、その中でも1番新しい古和釜分署と消防訓練センターに取材しに行きました。
古和釜分署に到着して、建物を見て驚いたのが、その大きさです。私の家の近所にある消防署はあまり大きくないのでイメージは小さめだったのですが、中に入ってみてたくさんの設備があり、目を見開きました。
まず、屋外にはソーラーパネルがあり、電気を作っています。さらに、2階には大きな事務室があり、そこには大きなモニターと、小さなテレビがありました。モニターは、船橋市の各消防署の消防車・救急車の使用状況がわかる仕組みになっていて、白は出動可能、緑は訓練中などで出向中、黄は整備中、赤は出動中を指すそうです。
消防隊員さんによると「テレビは何よりも情報が届くのが速い」そうで、その速さを利用して災害などの情報収集を行なっているそうです。この話を聞いて、日頃からニュースを見ておくことの重要さがわかりました。
その他にも仮眠室やトレーニング室などがあり、中でも1番すごいと思ったのが出動準備室です。ここには回転式ロッカーがあり、それぞれの隊員の防火着が収納されています。さらに驚いたのが、消防隊員さんは、防火着を約30秒で着ることができるということと、食堂と仮眠室、消防車などが車庫につながっているということです。防火着はたくさんの金具がついていて、私なら着るだけで30分位かかりそうなのに、すごいと思いました。また、消防署の中にいればどこからでも出動準備に入れるという仕組みから、いつ火災があっても迅速に対応することができるということがわかりました。
見学の途中、私は消防車を見せてもらうことができました。
消防車といってもたくさん種類があって、空気ボンベを作る空気充填車や、1,500リットルもの水を積むことができる水槽車、水を防火水槽や消火栓から運ぶポンプ車、そして、千葉の代表として、各地の災害現場に駆けつける緊急災害援助隊が使う車には、なんと!人命救助に使う道具が百種類積んであるそうです。
その他にもたくさんの訓練施設や、災害時に役立つドローンなどがあり、災害への意識を高める貴重な体験をすることができました。皆さんも、「火の用心」を心がけて、日頃から知識を深めて行ってはいかがでしょうか?
(令和7年9月20日投稿)
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