【子ども記者通信】「補助犬」って知っていますか?(法典小学校 松岡真穂さん)

更新日:令和5(2023)年1月24日(火曜日)

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法典小学校子ども記者

 昨年の11月にイオンモール船橋で船橋市障害者週間記念事業が行われました。そこに補助犬が来ると聞き、わたしは学校の授業で教わったこともあり、興味もあったので会場に行きました。ゴールデンレトリバーのような大きな犬を想像していたので小さい犬がいたことにびっくりしました。わたしは、犬をさわらせてもらいましたが、ほえたり、にげたりせずよく訓練されていると感じました。
 補助犬とは、目や耳や手足に障害のある人のお手伝いをする犬のことです。補助犬は障害のある人のパートナーであり、ペットではありません。きちんと管理されているため人が立ち入ることのできるさまざまな場所に入ることができます。会場には介助犬が1頭、聴導犬が2頭いました。補助犬には3つの種類があります。音が聞こえない・聞こえにくい人のサポートをする聴導犬。メールの着信音、玄関のチャイムなどを知らせてくれます。そして、手や足に障害のある人をサポートする介助犬。落とし物を拾う、ドアの開閉などのサポートをします。また、会場にはいませんでしたが目の見えない・見えにくい人のサポートをする盲導犬。道路の端を一定の速度でまっすぐ歩く、交差点で止まるなどのサポートをしてくれます。聴導犬と介助犬はそれぞれ聴導犬と介助犬とかかれた表示をつけています。補助犬と街で出会った時の注意があります。補助犬に声をかけたり、食べ物をあげたりすると気が散ってしまい事故の原因になります。また、補助犬を見つめ過ぎるのも、よくありません。
 わたしは会場の担当の方に色々な質問をしました。なぜ小さい犬もいるかというと小型の方が家で飼いやすいからだそうです。訓練内容は座れ、伏せ、待てなどの基本訓練と、介助犬は色々な物をくわえる、持ってくる、渡すなどの介助訓練をします。聴導犬は目覚まし時計の音や赤ちゃんの泣き声を犬に聞かせトレーナーに知らせて音のする場所まで誘導する訓練をします。盲導犬は街の中で歩く訓練をします。
全国では盲導犬は861頭いますが、介助犬は53頭、聴導犬は58頭しかいません。そして、介助犬と聴導犬の認知度は低いそうです。盲導犬は94パーセントと認知されているそうですが、介助犬は36パーセント、聴導犬は50パーセントの認知度しかないそうです。
 毎年この事業が開催されているので、補助犬のことをもっと多くの人に知ってもらいたいです。この記事をきっかけに1人でも多くの人に興味を持ってもらいたいです。

(令和5年1月10日投稿)

補助犬
(補助犬)

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