【子ども記者通信】ホタル観賞会（法典小学校　松岡真穂さん）

　みなさんは、運動公園にある「ホタルの里」を知っていますか。このホタルの里で、今年6月にホタル観賞会がありました。わたしは、このホタル観賞会について知りたいと思って、運動公園に取材に行きました。
　観賞会について、運動公園の担当の方がていねいに教えてくれました。観賞会は、1985（昭和60）年から始まりました。今年で、36回目の開催になります。新型コロナの影響で、3年ぶりの開催でしたが、感染対策をして、多くの人が、近くでホタルを見られました。そのおかげで、今年は4日間で、約5000人が見に来ました。ホタルは、大きな小屋がいくつかあって、1つの小屋に300匹ほどいるそうです。
　ホタルは、どのように育てているか聞いたところ、実は運動公園では、ホタルは育てていないそうです。2011年の東日本大震災以降、ホタルが育たなくなり、開催にあわせて仕入れているそうです。わたしは、ホタルを育てていないことにもおどろきましたが、育たなくなったことにも不思議な気持ちになりました。
　わたしも、ホタルについていろいろ調べてみました。ホタルは、水温10度から20度程度で、秒速10センチから40センチくらいで流れる静かできれいな水辺に生息しています。しかも、ホタルの寿命は1週間から2週間ほどしかなく、はかないと思いました。
　来年も観賞会をするそうなので、この記事を読んで少しでも興味を持った方がいたら、美しいホタルたちを見に来てほしいです。この貴重なホタルが見られる観賞会をずっとずっと続けてほしいです。
（令和4年8月1日投稿）

（ホタル観賞会に行ってきました）

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