【子ども記者通信】ピンチをチャンスに!(高根小学校 福田 梨子さん)

更新日:令和8(2026)年3月11日(水曜日)

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高根小学校_福田梨子

 2月21日、高根小学校チャリティーイベントが開催されました。チャリティーイベントをやるきっかけとなったのは4月上旬の出来事でした。
 2025年4月上旬。毎年恒例の田植えを約10日後に控えたある日、毎年田んぼに水やりをしている井戸が故障。ただ5年生が田植えのための苗を作り終えていたため、田植えは実行。無事に田植えを終え、夏休み。校長先生をはじめ、教頭先生、用務員の先生、そして米作り農家の方々が2日に1回、毎回2時間かけて田んぼに水やりをしてくれていました。2日に1回田んぼの近くの高根川からホースを使って2時間もかけて水やりをしていたと知ると、感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、井戸は大切なんだとわかりました。
 校長先生たちのおかげで無事、お米を収穫することができて収穫祭を迎えました。そこで校長先生から衝撃的な話がありました。それは「今年の4月に毎年田んぼの水やりに使っている井戸が壊れてしまいました。この井戸の故障をきっかけに米作り活動を続けていくことができなくなってしまいました」ということでした。私は「今年で41年目の米作り活動が終わってしまうのか・・・、私たちの代で伝統の米作り活動は終わってしまうのか・・・」と、いろいろなことを考えました。そこで校長先生からまた衝撃的な話がありました。「今年で高根伝統の米作り活動を終わりにするわけにはいかないので、この高根小学校の中に新しく田んぼを作ろうと校長先生たちは企んでいます」という話でした。私は、伝統が終わらないという喜びと協力できることはないかなぁという気持ちがありました。このような理由から高根チャリティーイベントを開催することになったというわけです。
 後日、5,6年生の教室に校長先生が来ました。校長先生は「この前の収穫祭で話した新しい田んぼを作る話をしたけど、その計画のために5,6年生に力を貸してほしいのだけどいいですか?」という話でした。私はぜひ協力しようと思いました。校長先生は「田んぼ作りの資金を集めるためにチャリティーイベントを開催しようと思う!」と言いました。そして、そのチャリティーイベントのキッズスタッフを募集するということでした。そこで5,6年生合わせて35人のキッズスタッフが集まりました。
 一回目の会議。みんなで顔合わせをして、イベントの店舗でやるアンケートを行いました。アンケートの結果、フェイスペイントシール、型抜き、射的、輪投げ、スーパーボールすくいの5店舗に決まりました。
 私はフェイスペイントシール担当、しかもリーダー(店長)になりました。リーダーになったからにはしっかりと責任感をもって一つ一つの活動に取り組まなければいけないと思いました。同じ店舗のメンバーは、みんな責任感を持っていて、私だけではなくみんなでいろいろなことに取り組みました。準備や会議の期間は6年生を送る会の期間と重なり、ものすごく大変な期間になったけれど、当日が近づくにつれて楽しみは増していきました。
 そして、6年生を送る会が終わり、5時間目。とうとうチャリティーイベントの前日準備が始まりました。前日準備の内容は、キッズスタッフの店舗で使う机や椅子、タープなどの設営や、体育館内の養生シート貼りなどたくさんの仕事があったけれど、私たち6年生は楽しみながら素早く準備をし、約1時間分の授業時間で終わりました。
 また、私の母はチャリティーイベントの実行委員だったため、私は自分から放課後の手伝いも積極的に行いました。1年生と一緒に射的の的を立てて試し打ちをやったり、いろいろな店舗の景品をかごに入れて並べるのを手伝ったり、輪投げの棒を固定したりしました。ものすごく時間がかかったけれど、ものすごく楽しい準備時間になりました。
 そして、ついに迎えたチャリティーイベント当日。私は、みんなより少し早く、母と一緒に学校に行き、家庭科室に行って食材の確認をしたり、お肉を入れたりと、いろいろな準備を手伝いました。私は、屋台の保護者のリーダーの方にイベント開始の放送という重大な仕事を任されました。私は最初、ものすごく緊張して心配になったけれど「リーダーの方に任されたのだから私は信頼されているんだ」と少し嬉しくなり仕事を引き受けました。
 フェイスペイントシール店員のみんなにペイントシールを貼ってあげて、他のキッズスタッフのみんなにもペイントシールを先に貼ってあげました。みんなものすごく喜んでいて、笑顔があって頑張れました。
 そしてイベント開始1分前、私は職員室にいました。開始の放送をするためでした。学校の先生と職員室で放送をしました。しかも開始のカウントダウンまで。ものすごくドキドキしたけれど、始まるという楽しみであまり緊張することはありませんでした。
 放送を終え体育館に行くと、すでに私たちの屋台には列ができていました。私はものすごく人気ということを実感してとても嬉しかったです。私もスタッフになり、シールを貼ったり、受付、そしてお客さんの呼び込みを恥ずかしがらずに大きな声でできました。すると小さい子が話しかけてくれて「やってもいいですか?」と話しかけてくれました。ものすごく嬉しくて、笑顔で屋台に案内しました。笑顔でシールを選んでくれて、貼り終わったあとも笑顔になってくれて、その後の仕事も頑張れました。私は小さい子の笑顔や嬉しそうな顔があるからこそ頑張れて、私たちも笑顔になれるんだなぁと思いました。
 高根小学校の井戸が故障して「大ピンチ」だったけれどこの大ピンチがあったからこそ私たちの笑顔と嬉しさ、そして責任感が育ったのではないかなぁと思いました。今の高根小は井戸が壊れて新しい田んぼを作るので大変かもしれないけれど「ピンチをチャンスに!」変えて、これからもピンチな場面に直面してもチャンスに変えて頑張っていこうと思いました。

工事中の田んぼに記念手形をしました
▲工事中の田んぼに記念手形をしました
イベントの入り口の様子
▲イベントの入り口の様子


(令和8年3月3日投稿)

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