【子ども記者通信】古着の行方(八栄小学校 髙橋 安里さん)

皆さんは、着られなくなった衣類の処分はどうしていますか。
私は、市内で回収された古着が海外で着られているのをテレビで見て、1週間に1回収集される「古着」について調べてみたいと思い、市のクリーン推進課に話を伺いました。
回収された古着は、大きく2種類に分けられます。そのまま「着られるもの」と、破れている状態などの「着られないもの」です。まだ着られる古着は、そのまま海外に送られて、海外で着られています。主に東南アジアやインド、パキスタンなどに送っているそうです。日本では販売されていないとのことでした。着られなくなった古着は、反毛材料として、車の内装材料や軍手などに変わっています。反毛材料とは、不要になった繊維製品を専用の機械で解いて、再び綿状に戻したリサイクル原料のことです。「着られるもの」はそのまま海外に売り、「着られないもの」は反毛材料として生まれ変わっていることが分かりました。
古着を再利用する別の方法として、芝山にあるジモティースポットに行きました。ジモティースポットは、自分では着られなくなってしまったけど、まだ着られる衣類を無料で引き取ってくれる所です。それを必要としている人が、中古価格で入手することができます。私は、古着だけ引き取ってくれると思っていましたが、なんと食器やぬいぐるみ、本なども渡すことができます。要らない物を廃棄するのではなくて、それを求めている人が買いに来るというシステムに驚きました。
私は、古着の行方を知る事ができ、とても興味深かったです。そして、私たちが何気なく回収に出している古着が、遠い海外に届いており、世界のどこかで活用されていることに感動しました。これからも古着は捨てずに、自分で工夫して、ちょっとでも使えるものを増やしたいです。
(令和7年11月10日投稿)

▲芝山にあるジモティースポット

▲衣類だけでなく食器なども取り扱う
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