【子ども記者通信】ありがとう、コスモくん!!(高根台第二小学校 稲垣 志穂さん)

皆さんは、コスモくんを知っていますか。コスモくんとは、プラネタリウム館で約35年間活躍してきた投映機の愛称です。宇宙に興味がある私は、プラネタリウム館を取材しました。
プラネタリウム館は令和5年12月から6年3月まで休館し、コスモくんは最新型投映機に、座席・じゅうたんなどは新品になります。コスモくんは分解して捨てる予定でしたが、展示する案もあるようです。私は「ずっと活躍してきたコスモくんは捨ててほしくはないな」と思います。コスモくんが映し出す星数は約9千個でしたが、最新型投映機はそれ以上だそうです。使用するランプはハロゲンから省エネのLEDになり、環境に優しくなります。255席ある座席は150席ほどに減りますが、幅と前後の間隔が広がり、ゆったりと座れるようになります。
今プラネタリウム館で力を入れていることは、引退するコスモくんにしか出せない星空での生解説です。時間が限られる生解説で、お客さんの様子を見て臨機応変に対応しているそうです。
解説員になるには「理系の知識の他、『考える力』、『感じる力』、『想像する力』、『表す力』の4つの国語力が重要。プラネタリウム館の人だけでなく、映像、番組、機械の会社など、多くの人が携わっているので、チームワークも大切。勉強だけでなく、スポーツや絵など興味を持ったことは何でも挑戦してほしい」とのこと。解説員の方は「お客さんの見たいと思う気持ちを汲んで、プラネタリウム館好きの人を増やしたい。『おーっ』『クスッ』などの反応があったときや『楽しかった』と言ってもらえるときにやりがいを感じる。解説した星は、投映を見終わった後に自分で見てほしい」とおっしゃっていました。解説員の方の努力のおかげで投映を楽しく見られると感じました。
実際に見えない星までも見ることができ、解説の情熱を感じられるプラネタリウム館、皆さんもぜひ行ってみてください。
(令和5年5月28日投稿)
(多くの市民に愛されてきたコスモくん(35歳)と宇宙を愛する私(11歳))
(左からお話を伺った解説員の丸井さん、齊藤さん、私、総合教育センターの小原さん)
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