【子ども記者通信】光明寺に続く歴史(飯山満小学校 五十嵐 蒼介さん)

更新日:令和5(2023)年8月1日(火曜日)

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飯山満小学校 五十嵐 蒼介

 飯山満小学校の近くには、光明寺(飯山満町3)というお寺があります。光明寺には、いろいろな建物があると知り、興味を持ったので、取材に行きました。すると、たくさんの歴史などを知ることができました。
 まず、光明寺にある建造物を紹介します。1つ目は、光明寺の入り口にある、補陀落山(ほだらくさん)と、インドの伝説の山を表した言葉が書かれている山門です。2つ目は、山門の入り口に2体ある金剛力士像です。口を開けているのが阿形(あぎょう)、口を閉じているのが吽形(うんぎょう)であり、慣用句の阿吽の呼吸は、この阿形と吽形が由来とされています。他にも多宝塔という大きな塔など、たくさんの建造物があります。
 今回取材をした住職の川嶋聖純さんに、光明寺の中で、特に歴史があるものは何か質問をしたら、1つのお位牌を見せていただきました。そちらは光明寺の初代住職さまのお位牌であり、室町時代後期につくられたものだと知ってとても驚いたと同時に、それほど光明寺は古くからあったのだなと思いました。
 取材の最後に、住職という仕事で大切にしていることは何かとうかがうと、川嶋さんは「一期一会を大切にしている」と答えてくれました。くわしく聞くと、自分の身近にいる人がいなくなってしまうことは、生きるというなかで必ず経験することだから、後悔を少しでも減らすために、たくさんの人といろいろな形で関わることが大切だと聞いて、心に深く刺さりました。私も、様々な形で人と関わって人生をよりよく過ごせるようにしたいです。
 この取材で、光明寺の歴史など、たくさんのことを知ることができました。また船橋市には、もっとたくさんのおどろく歴史があるのではないかと考えます。船橋市の歴史を調べつつ、これからたくさんの人と関わり、すばらしく幸せな人生にしたいと強く思います。

(令和5年7月17日投稿)

     補陀落山と山門
(光明寺の補陀落山と山門。右側に阿形、左側に吽形が配置されています)

     住職から位牌について説明
      (光明寺で最も歴史のある初代住職のお位牌)    

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