【子ども記者通信】「広報ふなばし」の裏側を探る!(中野木小学校 河合 直志さん)

更新日:令和5(2023)年9月20日(水曜日)

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中野木小学校 河合 直志

 皆さんは「広報ふなばし」を読んでいますか?僕は児童記者になって「広報ふなばし」をじっくり読み始めました。船橋市の広報について、もっと深く知りたかったので、今回広報課の佐々木さん、就業体験で広報課にいらしていた吉澤さん、長谷川さんに取材をさせていただきました。
 広報課に来てみると、多くの人たちが仕事をしていて、活気のある場所でした。
 広報には「直接広報」と「間接広報」があると教えてもらいました。直接広報とは、船橋市が市民に直接伝達する(ホームページも直接広報)ことで、間接広報とは報道機関に情報を渡し、新聞やテレビなどで取り上げてもらうことです。
 直接広報の代表例に「広報ふなばし」があります。広報ふなばしは毎月2回、1日と15日に発行されます。基となる記事の内容やレイアウトは広報課の人が作っていて、文字のフォントや色使いの決定、データの作成などは外部の会社が行っているそうです。市が行っている施策や企画、イベントのお知らせ、スポーツなど、色々な船橋市のことが書かれています。そして「広報ふなばし」が初めて発行されたのは昭和25(1950)年で、なんと83年の歴史があります。
 なぜ「広報ふなばし」を作ったのかと言うと、創刊号で当時の市長が「市民は市政について市当局及び市議会の動向を知りこれを監督する権利と責任がある訳であります。ところが船橋市にはこれらのことを市民に知って貰う機関や施設がありませんでした」と述べています。「広報ふなばし」には他にも特徴があります。それは「声の広報」「点字広報」です。耳や目の不自由な方にも読めるよう工夫がされています。
 他にも広報課では、市民便利帳という冊子を2年に1度発行したり、ふなばしCITY NEWSを放映したりするなど、色々な船橋の魅力を発信し、できるだけタイムリーな情報を出すことを心がけているそうです。
 僕は今回の取材で、船橋の魅力を発信するために、色々な工夫がされていて、どんな方でも読めるようにたくさんの方が協力していることがわかりました。
 また、佐々木さんに広報課のやりがいについて聞いてみたところ「発信した内容が子供たちの学びとなって、物事を考えたり、決めたりするときのきっかけや一助になってほしい」と言っていました。
 僕も市の魅力をもっと伝えることができるようたくさん記事を書いて、色々な人にもっと船橋のことを知ってもらいたいです。

(令和5年9月6日投稿)

広報課内の様子
  (広報課の皆さんは色々話し合いながら仕事を進めていました)

「広報ふなばし」令和5年9月1日号
  (左は制作途中の「広報ふなばし」、右は完成したものです)

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