【子ども記者通信】御滝まつりに学ぶ伝統の大切さ（高根小学校　安藤 和奏さん）

　皆さんは、御滝不動尊で「高野太鼓＆御滝ソーラン祭り（御滝まつり）」というお祭りが行われていることを知っていますか。私は、姉が管弦楽部に入っていて、4月2日に演奏をしに行くと聞いて初めて知りました。4月1日、子ども記者の委嘱状伝達式が行われたばかりなので、早速その御滝まつりに取材に行きました。
　姉の演奏を聴いていると、桜の吹雪が大量に舞っていて、すごくきれいでした。その反面、楽譜も大量に舞ってしまい、大変そうだったです。だから、その時の気持ちを姉に取材すると「大変だったから、ペグ（ヴァイオリンの音を調整する部分）で押さえた」と言っていました。
　次に、別の場所で、ソーラン節や太鼓などを見ました。人が多くて見づらかったので、少し離れた高いところから見ました。そこでは大勢の人たちが「御滝まつりは19年間やっていて、ここ数年は新型コロナウイルスの影響で、ソーラン節や太鼓などが出来なくなっていたが、今年は少し落ち着いたので、沢山やりたいと思う」と話していました。ソーラン節は高根小学校でやったことがあったので、すごく楽しめたし、太鼓の音はおなかに響いて、日頃のストレスなんて小さいことだなぁと思いました。御滝不動尊の神様も、きっと喜んでいるだろうなぁと思いました。一番上の姉も「コロナ禍の中、自分だけじゃなく、他の人にも喜びを分かち合おうとする姿勢に感動したし、伝統を伝えることの大切さを知った」と言っていました。その通りだなぁと思いました。
　今日の取材で、私は19年間ずっと、この御滝不動尊で祭りをやっていて、すごいなぁと思ったし、私より小さい子や若い方が伝統を守っていこうと頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと思いました。学校でも、御滝まつりの方たちのように、最高学年として、高根小の伝統を守っていきたいです。

（令和5年4月8日投稿）

　　　　　　 （会場を沸かした御滝中管弦楽部の演奏）

　　　　　　　　　（大迫力のよさこいソーラン）

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