【子ども記者通信】頑張れクボタスピアーズ!(八栄小学校 野村 紗良さん)

更新日:令和5(2023)年10月6日(金曜日)

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八栄小学校 野村 紗良

 残暑が厳しい8月18日、私はクボタ船橋グラウンドに行きました。クボタ船橋グラウンドでは、クボタスピアーズ船橋・東京ベイというラグビーチームが週4日、練習に励んでいます。
 クボタスピアーズは日本最高峰の「ジャパンラグビーリーグワン」ディビジョン1に参加する12チームのうちの一つです。江戸川区にあるホームスタジアムの「スピアーズえどりくフィールド」では、2019年6月から17連勝中です。前身のトップリーグのころから負けたことがありません。そして今シーズン、初優勝し日本一に輝きました。まさに最強で無敵のチームです。
 しかし、発足当時から強かったわけではありません。クボタスピアーズは、1978年にクボタの会社のラグビー同好会として始まりました。1980年にラグビー部ができ「クボタの会社としてラグビー部を強化しよう!!」ということで、ラグビー部に力を注いできました。そして2001年に、最高成績となるベスト4に入りました。しかし、2010~2011年のシーズンで、今までの1部リーグから「トップイースト」という2部リーグに降格しました。
 この雪辱を晴らすために選手たちは血のにじむような努力をし、2012年に1部リーグへと返り咲きました。このどん底から這い上がり、昨シーズンで日本一になったことは、まさに選手一人一人の努力の結晶と言えるでしょう。この素晴らしい結果を残した選手たちはとても絆が深く、試合や練習がない日には一緒にカフェに行くそうです。メリハリがきちんとしていて、和気あいあいとしたチームです。
 また、クボタスピアーズのファンである「オレンジアーミー」も大切にしています。サインをしたり、一緒に写真を撮ってくれたり、サイン入りボールを投げたり、ファンを大切にしていました。クボタスピアーズが一度挫折してもあきらめずに努力し、そこから頂点まで登りつめ日本一に輝けたのは、それぞれの選手が高みを目指し、ファンである「オレンジアーミー」も含めワンチームとなったからに他なりません。クボタスピアーズはスポーツを通してたくさんの人に元気と勇気をあたえているのだと感じました。

(令和5年8月28日投稿)

練習の合間に気さくに手を振る選手の皆さん
  (練習の合間でも、気さくに手を振ってくれた選手の皆さん)
 

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