【子ども記者通信】船橋のおいしい学校給食(南本町小学校 桐山 紗希さん)

私が通っている南本町小学校は、船橋市の南部にある小学校です。今回給食について記事にしようと思った理由は、2つあります。1つ目は、調理師さんが約430人分の給食を学校で作っていて、どういう思いで作っているか気になったからです。2つ目は、給食ができるまでの調理過程はどういう感じなのか知りたかったからです。そこで、学校栄養職員の阿出川先生にインタビューをお願いしました。
(1)献立表を考えるときは、何に気を付けていますか。
何よりも、児童が喜んでおいしく安全に食べられることを一番に考えています。そのなかで、いろどりよくおいしく見えるように初めのころは絵をかき、色を塗って確認していました。児童の保護者からもらっている給食費の一日の予算内で、季節の物を取り入れ、栄養をバランスよく取れるようにしているほか、衛生やアレルギーにも気を付けています。
(2)給食で一番多く使う食材は何ですか。
よく使っている食材を確認したところ、3つの食材がありました。1つ目は、学校給食で毎日飲む牛乳、2つ目は、船橋の農産物であるニンジン、3つ目は、同じく船橋の農産物である小松菜です。5月は、ニンジンと小松菜が使われなかった日はそれぞれ1日だけで、ほかのすべての日で使われていました(インタビューは5月に実施しました)。
(3)調理で大変なことは何ですか。
調理時間が1日3時間のなかで、5人の調理師さんが作りやすい手順や作業を決めること、またそれを伝えることです(この質問について、インタビュー前の私の予想は、430人分の分量の計算でした)。
(4)「船橋産食材を食べて知る日」にはどんな思いが込められていますか。
船橋市では、海、畑、果樹園などでたくさんの農水産物が生産されています。これほどたくさんの食材がとれる地域はなかなかありません。みんなが住んでいる船橋市のおいしい食材を知ってもらい、味わってほしい思いを込めています。
今回、阿出川先生にインタビューをお願いして、私は学校生活で何気なく食べている給食はいろんな工夫や思いが込められていることを知りました。残り1年もない学校生活で、私は栄養士さんや調理師さんに感謝をし、給食の食材を味わって食べようと思います。
(令和5年6月11日投稿)
(阿出川先生へのインタビューの様子)
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