【子ども記者通信】子ども食堂に行ってみよう（湊町小学校　高木 結菜さん）

　皆さんは、船橋市内に子ども食堂があることを知っていますか？
　子ども食堂は、市内に25か所あり、各食堂で月に1度開催しています。子ども食堂は、子どもが一人でも安心してごはんが食べられる、子どもも大人も笑顔になれる場所です。地域のボランティアの人達が、おいしく温かいごはんを作って待っています。
　私はそんな子ども食堂に興味を持ったので、家の近くで開催している板倉病院へ伺って取材と子ども食堂のお手伝いをさせていただきました。まず、病院でなぜ子ども食堂を行おうと思ったのか尋ねてみると「病院は病気を治す場だけでなく、普段病院を利用しない人も気軽に足を運んでもらえるような、地域に密着した病院を作りたい」という院長先生の思いから子ども食堂を始めたそうです。毎月50人程の利用があり、子ども達がニコニコしているのを見ると、やって良かったとやりがいを感じるということでした。
　地域の方々から肉や野菜を提供していただくことで、低価格でおいしいごはんを皆さんに届けることができるそうです。12月はクリスマスの時期だったため「船橋ライオンズ」からケーキの提供があり、いつも以上に多くの人が利用していました。
　取材をした後に、子ども食堂のお手伝いをさせていただきました。マッシュポテトでサンタクロースや雪だるまを作ったり、スープにうさぎや猫の形に切った人参を盛りつけたりして、子ども達に喜んでもらえるように、ボランティアの皆さんが工夫しながら提供していることがわかりました。
　皆さんも、子ども食堂へぜひ行ってみて下さい。温かくておいしいごはんは、心も体もぽかぽかにしてくれると思います。

（令和5年12月24日投稿）

（ボランティアの皆さんとマッシュポテトとトマトでサンタクロースを作りました。焼肉丼にのせてクリスマスの雰囲気作りをしました。） 

（提供していただいた食材から、毎月のメニューをボランティアの方々が考えます。） 

令和5年度子ども記者通信はこちら