【子ども記者通信】「目が見えないってどういうこと?」を体験してみて(二宮中学校 多田 泉音さん)

先日僕は、飯山満公民館で行われた「体験して感じて!見えないってどういうこと?」という講座に参加してきました。以前、道で白杖(はくじょう)を持った人に会ったことがあり、見えなくて歩くのは怖くないのかなと思ったので、自ら体験してみようと思い参加を決めました。
講座では、歩行訓練士の先生が、まず仕事の内容の説明をしてくださり、歩行訓練以外にも、福祉や職業等についてや、コミュニケーション訓練、日常生活動作訓練など多岐にわたることを知ることができました。
講義の後は、先生が用意してくれた特別なメガネをかけて「ロービジョン」と呼ばれる、一部の視力が残っている方の実際の見え方を体験しました。顔から1センチメートル位まで近づけないと文字が読めなかったり、視野が欠けていて1文字ずつしか読めなかったり、自分の想像を遥かに超えるものでした。
次に白杖の使い方を学び、アイマスクをして外を歩いてみました。ほんの数メートルでもまっすぐ歩くことが難しかったです。
この体験を通じて、視覚障害者の人々の立場に立って、目が不自由な気持ちを感じることができました。もし白杖を持っている方を見かけたら手伝えることがないか、声をかけようと思います。相手のことを知ることで優しくなれると思ったので、もっとこのような機会が増えていくと良いと感じました。
(令和6年9月15日投稿)
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