【子ども記者通信】ヘイワード市との国際交流(高根中学校 松本 月千桜さん)

更新日:令和7(2025)年2月6日(木曜日)

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松本月千桜

 みなさんは「姉妹都市」とは何か知ってますか? 「姉妹都市」とは世界の都市同士の文化交流や友好関係を目的とした結びつきを持った都市のことです。船橋市も姉妹都市・友好都市を結んでいる都市が3つあり、その1つがアメリカのヘイワード市です。私は自分が生まれ育ったサンフランシスコベイエリアにあるヘイワード市に興味を持ち、船橋市とはどのような関係があるか、船橋市国際交流課の丸山さんに取材しました。
 ヘイワード市はアメリカのカリフォルニア州、サンフランシスコベイエリアの東に位置し、大きな都市と隣接しています。また、サンフランシスコ湾に面していることや人口も増加していることなど、船橋市と似た点がいくつもあることから、交流を始め、姉妹都市となりました。ヘイワード市と船橋市は1986年(昭和61年)に姉妹都市となり、そこから市民同士の交流が始まりました。提携3周年の時には、ヘイワード市にあるモロー高校と市立船橋高校が姉妹校となり、交換留学を行うなど、交流を続けています。
 丸山さんは「市民の人や子供同士の交流を大切にし、それを推進することを心がけている」と言っていました。ヘイワード市と提携する1986年(昭和61年)以前から、姉妹都市提携のための交流があり、初めてのやりとりは1982年(昭和57年)でした。当時はメールやインターネットもなく、国際電話の値段も高かったため、手紙でやりとりを行っていました。そして、姉妹都市提携の交渉をするため、ヘイワード市を訪れました。最初にヘイワード市を訪問した3人のうちの1人が、現船橋市長の松戸徹市長でした。
 取材中、丸山さんは「交流を続ける中で、姉妹都市のつながりの大切さを感じます」と言っていました。1989年(平成元年)にサンフランシスコベイエリアで大きな地震が発生した時に、船橋市からお見舞いの電報を送った記録があったことや、東日本大震災の時にヘイワード市から書簡や義援金をいただいたことから、大切さを実感したと教えてくれました。姉妹都市の関係であったからこそ、被害にあった時に、支え合うことが出来たのだと私も思いました。
 この取材がきっかけで、ヘイワード市と船橋市の姉妹都市の関係がたくさん学べ、さらに姉妹都市について興味を持つことができ、本当に嬉しいです。残念ながら、コロナ禍では、実際に行き来することはできませんでしたが、今後も深い交流が行われると実感しました。
 これからも、船橋市とつながっている姉妹都市での色々な交流について興味を持ち、調べていきたいです。
(令和7年1月16日投稿)

取材(1) 取材(2)    
        ▲国際交流課の職員に取材している私

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