【子ども記者通信】魅力的な自由研究が大集合「教育フェスティバル」(行田中学校 吉田 蒼斗さん)

10月26日と27日に、船橋市総合教育センターで「教育フェスティバル」が開催されました。教育フェスティバルでは、市内の小中学生が夏休みに取り組んだ自由研究の展示や、受賞者の表彰式が行われます。自由研究は、科学論文、科学工夫作品、社会科作品の3つの部門があり、各学校から選ばれた作品が学年ごとに展示されています。
作品は、どれも好奇心をそそられるような面白い研究ばかりです。科学論文の受賞作品のひとつに、何年も続けてサメの観察をした研究がありました。サメへの愛情が伝わってきて、その物量と情熱に圧倒されました。科学工夫作品では、モーターやLEDを使った工作、消化管のモデル、ガウス加速器などがありました。工夫作品はユニークな発想のものが多いので、いつも驚かされます。社会科作品は例年、船橋市や歴史、SDGs関係のテーマが多く見られますが、その年ならではのテーマもあります。今年は、パリオリンピック、新紙幣を調べた作品が多数ありました。また、まとめ方にもそれぞれ工夫があり、巻物にしたり、10冊以上のファイルにまとめたりしている人もいて見応えがありました。
僕の作品も科学論文の部に展示されました。僕の研究のテーマは「月の満ち欠け」です。月と地球の模型を作り、ロボットトイに乗せて動かすことで月の満ち欠けをシミュレーションしました。太陽に見立てた照明を中央に置き、月の模型が地球の周り、地球の模型が太陽の周りを回ることで、月の満ち欠けを再現できます。ロボットをプログラミングで制御する方法と、地球から見える月の様子を観察した結果を論文にまとめました。
僕は毎年、作品展を見に行って、新しい知識を得たり、自分の自由研究の参考にしたりしています。自分では思いつかないようなテーマがあったり、同じテーマでも人によって調べ方が違ったりして、見に行く度に色々な発見があるので面白いです。
みなさんも、ぜひ来年の教育フェスティバルに足を運び、お気に入りの自由研究を探してみてください。
(令和6年11月3日投稿)
(教育フェスティバル会場の入り口)
(科学論文の部に展示された僕の自由研究)
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