【子ども記者通信】船橋の安全のために働く人(習志野台第二小学校 大上 あかり さん)

更新日:令和7(2025)年3月5日(水曜日)

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 習志野台第二小学校 大上 あかり私は、船橋東警察署で働く警務課の林巡査部長に、同署の管内で強化している防犯対策などをインタビューしてきました。

Q1.なぜ警察官になろうと思ったのですか?
A1.父が警察官で、小さい頃からなじみがあり、まちの安全などを守っている姿に憧れを持っていました。小学校から高校までバスケットボール部に在籍し、自信のあった体力を生かせると考え、警察官になりました。

Q2.警察官になって一番嬉しかったことはなんですか?
A2.警察官は人のために働いているので、事件、事故の対応時や、落とし物を持ち主に届けたり、道案内をしたりして「ありがとう」と言われるときが、一番やりがいを感じます。

Q3.子どもの事故で多いのは、自転車の事故ですか、歩行者の事故ですか?
A3.道路を横断歩行中に車と衝突して怪我をした事故が多いです。特に、横断歩道以外の道路を渡っているときに事故が多いです。道路を横断するときは、右左をしっかりと確認して、横断歩道を渡るようにしてください。

Q4.交通事故の多い時間帯は、何時頃ですか?
A4.学校への登下校時刻が含まれる午前8時から午前10時までと、午後4時から午後6時までの時間帯がとても多く発生しています。道路を歩くときは、車や自転車に気をつけて歩きましょう。

Q5.それを踏まえた対策はなにかありますか?
A5.船橋東警察署管内では、去年一年間の自転車が関係する事故で怪我をした人の中で、ヘルメットを着用していた人は一人もいませんでした。令和5年4月から、自転車のヘルメット着用が努力義務となりました。警察としては、自転車に乗るときにヘルメットをかぶるように呼びかけています。ヘルメットは、頭を守る唯一のアイテムです。自転車に乗るときは、必ずヘルメットをかぶるようにしましょう。

Q6.船橋東警察署管内で一番強化している防犯はなんですか?
A6.電話de詐欺を防止するための対策です。船橋東警察署管内では、昨年電話de詐欺が75件発生し、被害総額は約4億円に上りました。今年は2月7日現在で、5件・約1000万円の被害が発生しています。被害件数は年々減っていますが、被害額が年々増加しています。電話de詐欺の被害を1件でも減らすため、警察では大きく3つのことを実践しています。
 1つ目は、被害抑止コールです。電話オペレーターから、各家庭の固定電話に話して、
  ・電話de詐欺や悪質商法に関する手口
  ・被害に遭わないためのポイント
  ・不審電話を受けた場合の速やかな通報依頼
などについて話しています。番号は0120−900−073です。ぜひ、ご家族にも教えてあげてください。
 2つ目は、固定電話機ディフェンス作戦です。これは、各家庭にある固定電話機に、防犯対策用の電話録音機を取り付け、詐欺の電話がかかってきた際の音声を録音することで、被害の防止を図るものです。ぜひご家族にも教えてあげてください。
 3つ目は、コンビニアシストポリスです。これは、管内にあるコンビニ全店舗に担当の警察官を指定して、店の責任者などと良好な関係を築き、犯罪の予防対策をはじめとした地域の安全・安心を実現するものです。
 こうした活動を通じて、電話de詐欺を1件でも減らすように努力しています。
 インタビューを受けていただいた林さんは勤務時間外でも困っている人や、助けを必要としている人を見ると手を差し伸べる正義感のある警察官です。そして制服姿もすごくかっこよかったです!

(令和7年2月22日投稿)

船橋東警察署の玄関にて
(船橋東警察署の玄関にて)

林さんへのインタビューの様子
(林さんへのインタビューの様子)

特別にパトカーに乗車
(特別にパトカーに乗車)
 


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