小児救急ガイドブック(令和6年度版)

更新日:令和6(2024)年11月29日(金曜日)

ページID:P002560

このガイドブックは、船橋市医師会の監修により作成しました。

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表紙

初期救急医療機関案内等

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1.救急マニュアル 病気編

2.救急マニュアル 事故編

船橋市の小児救急医療の現状

 本市では、初期(一次)救急を受けもつ夜間急病診療所や休日当番医などでは対応できない、入院や検査等を必要とする重症の小児救急患者に対応するため、平成13年4月に市内4病院の輪番制による小児二次救急医療体制を整備いたしました。しかし、ライフスタイルの変化や核家族化の進展により、夜間の時間外診療が増加し、軽症患者が小児二次救急病院へ直接来院されるようになったため、小児二次救急病院本来の重症な小児患者の診療に支障がでてまいりました。
 そこで、小児初期救急を充実させるため、夜間急病診療所において従来の午後9時から翌日午前6時までの時間帯に加えて、14年12月から土曜、日曜、祝日及び年末年始の午後6時から午後9時の間に、小児科医による小児初期診療を開始しました。18年4月には、平日の水曜、木曜の午後8時から午後11時の時間帯にも拡大し、さらに12月1日からは月曜、火曜、金曜も加わり、これにより夜間急病診療所において小児科医による365日の診療を行うことになりました。
 また、平成20年6月28日からは、名称を夜間休日急病診療所に変更し、翌29日から日曜、年末年始の昼間についても小児科の診療を開始いたしました。さらに、平成27年10月からは夜間休日急病診療所が保健福祉センター内に移転することに伴い、小児科の昼間の診療を祝休日においても実施することで、休日の小児科当番医を定点化しました。
 このように小児初期診療の充実を図っているところですが、小児科医師の不足が全国的である中、本市も例外ではなく、本市の小児救急も小児二次救急病院の勤務医の過重な負担のうえに成り立っているのが実状であり、現在は、市内2病院の輪番制による小児二次救急医療体制となっております。
 そのような中、このガイドブックをご活用いただき、保護者の皆様に初期救急としての夜間休日急病診療所や休日当番医、さらには重症患者に対応する小児二次救急医療機関の役割を認識していただいたうえで受診していただくことが、小児救急医療体制自体を維持するための非常に重要な要素となってまいります。
 市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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健康政策課 医療施設係

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