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きれいな歯で元気に過ごそう!
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1.永久歯(おとなの歯)に、生えかわる!
生えかわる時期
だいたい6歳から15歳ころに、乳歯(こどもの歯)から永久歯(おとなの歯)に生えかわります。
6歳ころに、乳歯の奥に第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)が生えてきます。
この歯は永久歯のかみ合わせにとても大切な歯です。
そして、乳歯が抜けたところに永久歯が生えてきます。
永久歯は、18歳頃から生えてくる第三大臼歯(親しらず)4本を含めて、すべて生えると32本になりますが、
親知らずが生えなかったり、抜いてしまう場合もあるため、歯の本数は人により28本~32本となります。

生えてきたばかりの永久歯はむし歯になりやすい
永久歯は乳歯と違って生えかわることはありません。
おじいちゃん、おばあちゃんになってもずっと使っていく歯になります。
しかし生えはじめたばかりの歯はまだ表面がやわらかく、酸に溶けやすいため、むし歯になりやすい状態です。
おやつなどの食生活に注意が必要で、フッ化物を使用することで歯の質を強くすることもできます。
また、乳歯がむし歯になっていると、お口の中にいるむし歯菌の影響で、生えてきたばかりの永久歯がむし歯になりやすいです。
「生えかわるから」と言って乳歯のむし歯をそのままにせず、歯科医院で治療をするようにしましょう。

2.「フッ化物(フッ素)」でむし歯予防!
「フッ化物配合歯みがき剤(ざい)」「フッ化物洗口(せんこう)」「フッ化物歯面塗布(しめんとふ)」
聞いたことありますか?
フッ化物には、
・歯をつよくする
・なりはじめのむし歯(初期むし歯)をなおす手助けをする
・むし歯菌の活動を弱める
という、3つのはたらきがあり、上手につかうことでむし歯を予防することができます。
(1)フッ化物配合歯みがき剤(ざい)
家で簡単に使用できるフッ化物です。
正しい使い方をすることで、効果が高まります。
「フッ化ナトリウム」
「モノフルオロリン酸ナトリウム」
薬用成分(やくようせいぶん)として、いずれかの成分が入っていると「フッ化物配合歯みがき剤」です。
歯みがき剤を選ぶときに、パッケージで確認をしてみましょう。
正しく使えているかな?フッ化物配合歯みがき剤(ざい)クイズ
Q1.小学生が使うのは、次のうちどれくらいの量が効果的でしょうか。

A1.(3)歯ブラシ全体
小学生以上は、歯ブラシの全体に1.5~2cmくらいつけるのが効果的です。

Q2.フッ化物配合歯みがき剤(ざい)を使ってみがいた後の、正しいうがいの方法は?
(1)少しのお水で1回だけぶくぶくうがいをする
(2)歯みがき剤の味がなくなるまで何回もぶくぶくうがいをする
(3)ガラガラうがいを2回する
A2.(1)少しのお水で1回だけぶくぶくうがいをする
何回もうがいをしてしまうと、水をはき出すときにフッ化物も一緒にお口から流れてしまいます。
少しのお水でうがいをすると、お口の中にフッ化物が残り、むし歯予防に効果的です。
(2)フッ化物洗口(せんこう)
フッ化物洗口(せんこう)は、フッ化物の入ったうがい薬でぶくぶくうがいをするむし歯予防法です。
子どものころに行ったフッ化物洗口のむし歯予防効果は、大人になっても続くことがわかっています。
※船橋市では、市内の小学校で希望する児童に対してフッ化物洗口を実施しています。
フッ化物洗口クイズ
Q1.フッ化物洗口をすると、どんな効果がありますか?
(1)歯がきれいになる
(2)むし歯予防になる
(3)むし歯が治る
《クイズの答え》
A1.(2)むし歯予防になる
フッ化物は歯の質を強くする効果があるため、フッ化物の入ったうがい薬でうがいをすることでむし歯予防の効果があります。
また、子どもの頃に行ったフッ化物洗口のむし歯予防効果は、おとなになった後も続くことがわかっています。
(3)フッ化物歯面塗布(しめんとふ)
一般的に「フッ素塗布(とふ)」とも言われています。
生えてきたばかりの歯に対して行うのがもっとも効果的なので、
かかりつけの歯科医院で定期的に塗ることで、むし歯予防の効果が高まります。
3.歯医者さんに行こう!
自分では気づかないうちにむし歯ができてしまい、進行していることもあります。
定期的に歯科医院に受診して、お口の中に問題がないかをみてもらうと安心です。
また、むし歯だけでなく永久歯の生えかわりや、かみ合わせなどもチェックしてもらえます。
フッ化物を塗ってもらってもいいですね。
学校の歯科健診の結果により、受診の必要があった際には、早めに受診をして、
学校へ「受診報告書」を提出するようにしましょう。
家族みんなでかかりつけの歯科医院を持ち、少なくとも年に1~2回の歯科健診を受けましょう。

4.おやつについて
毎日のおやつはどんなものを選んでいますか?
小~中学生は成長期であり、大人よりも多くの栄養(えいよう)をとる必要があります。
また、スポーツなどをがんばっていると、エネルギーをつかうので、さらに多くの栄養が必要です。
1日3回の食事ではとりきれない栄養をとるために、おやつを上手にとりましょう。
おやつの選び方
おやつは、「おかし」ではなく、3食でとりきれない栄養を補給(ほきゅう)できるものを選びましょう。
おやつにおすすめの食材
・サケなどの具が入ったおにぎり
・ハムやチーズなどたんぱく質の具が入ったサンドイッチ
・牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
・バナナ、りんごなどのフルーツ など

歯にやさしいおやつ

作ってみよう!栄養満点おやつレシピ
おやつレシピ
・レンジでむしパン
・ぎょうざの皮のカリカリピザ
・おふのラスク
・さつまいものおやき
・のりしらすトースト
・牛乳寒天(ぎゅうにゅうかんてん)
5.よくかんで食べよう!
よくかんで食べると歯の健康だけでなく、太りすぎをふせぐなど、病気になりにくく健康に過ごせます。

おうちで簡単☆かみかみレシピ集
大豆(だいず)はたんぱく質(しつ)がたっぷりで、元気な体を作ってくれる食べものです。
ほどよいかたさで、かむ練習にもなります。
よくかんで食べると音がします。どんな音がするかな?
・のり塩ポテトビーンズ
・カレーポテトビーンズ
・さつまいもとだいずのカリントウ
・シーフードサラダ
・きりぼし大根のサラダ

かむ回数が増える「かみかみ食材」は、他にどんなものがあるでしょうか。
「かみかみ食材」を見つけて、アレンジして作ってみてもいいですね。
おいしく安全に食べよう!
食べるときの姿勢(しせい)に気をつけよう

お口のトレーニングをしてみよう
おいしく食べるためには、お口が元気でいることが大切です。
遊びながら、「お口を上手に使う力」のトレーニングをしてみましょう。
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地域保健課 / 電話番号:047-409-3274 /FAX:047-409-2914/ メールフォーム
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