船橋市立 船橋特別支援学校

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卒業後の進路

最終更新日:令和5(2023)年5月31日(水)

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本校の進路指導の在り方

将来、一人一人が豊かで、よりよい生活を送ってほしいと願い、進路支援に取り組んでいきます。進路を考えていく主体は、本人と保護者であり、学校や関係機関は連携して支援していく立場です。家庭と学校が相互に信頼しあい、本人の願いを実現していくよう協力し、卒業後の豊かな生活を実現できるよう、努力していかなければならないと考えます。

「一人一人の生徒が自己理解を図り、自分の将来を見すえて、自分の歩むべき道筋を選択し、決定すること」「『今後どのように生きていくのか』を探求すること」を全力で支援していきたいと考えています。

 1 小学部における進路支援

小学部段階では、家庭でのお手伝いなど、積極的に子供の役割を増やしてほしいと思います。社会自立への基礎は、主体性にあります。子供のよさを生かし、家庭で何かの役割に自分から取り組むということは、とても頼もしい姿としてみることができます。目的をもち、主体的な活動を継続し、その結果をほめて認めることは、子供の自信につながっていくと考えます。家庭と連携をとりながら、少しでも主体性や積極性が身につくよう支援していきたいと思います。

2 中学部における進路支援

中学部段階は、興味や関心が広がりを見せる時期です。家庭での関わりだけでなく、より積極的に社会との関わりを求めることが大切だと考えます。外出は、自家用車だけでなく公共の交通機関を利用することも貴重な経験となります。学校でも「作業学習」や「職業/家庭」の授業などを通じて、多くの経験を積み重ねることにより、自信をもって社会へ移行できるよう支援していきます。

3 高等部における進路支援

高等部段階では、卒業後の進路に向けて、一人一人の能力や適性に応じた自己選択・自己決定ができるように支援していきます。「作業学習」や「産業現場等における実習」など働く経験を通して、その人なりの「働く力」を身に付けてほしいと願っています。また、保護者の方を対象にした、進路説明会や事業所見学などもおこなっています。子供の将来の生活と照らし合わせながら、情報を収集していただけたらと思います。

なお、進路先は本人・保護者が選択・決定することを原則としますが、できるだけ本人の適性にあった進路先を選択・決定できるように、学校としても情報の収集と提供に努めたいと考えています。

4 移行支援

「就業・生活支援センター(大久保学園)」「ハローワーク」「船橋市役所障害福祉課」「ふらっと船橋」などの支援・相談機関と卒業後の支援が行えるよう連絡会を開いたり、保護者からの情報と学校の様子を基に「移行支援計画」を作成し、進路先の福祉事業所や企業に引き継ぎを行います。卒業後も適切な支援を受けることができるよう配慮しています。

5 卒業者支援

卒業者支援も大切な取り組みの一環と考えています。支援機関と連携を図りながら定期的に各進路先と連絡を取り、担当者と卒業生が直面している課題等について話し合ったり、巡回時の様子を家庭に連絡したりします。

<参考文献> 社会自立支援マニュアル(千葉県特別支援学校長会)

6 事業所見学の申し込み

事業所見学の申込書を掲載しました。担任を通して進路まで提出ください。

事業所見学申込書

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