船橋市立
船橋特別支援学校
- 〒274-0054千葉県船橋市金堀町349-1
- 047-457-2111
卒業後の進路
本校の進路指導の在り方
本校では、「こころ豊かに、たくましく生きる児童生徒の育成」を学校教育目標としております。目指す児童生徒像(「自分から進んで活動する/仲間と協力する/元気で活力がある」)は卒業してからも同じです。卒業後の生活を豊かにするためにも、全校職員が児童生徒と共に歩み、協力し合い、学びながら進路支援を進めてまいります。
1 小学部における進路支援
小学部段階では、生活単元学習や日常生活全般で、自立的・主体的に生活することが大切と考えます。(1)挨拶や返事をする (2)自分のことは自分でできる (3)友だちと仲良く遊ぶ (4)日常生活に必要な決まりを守る (5)遊びや学習を楽しみ、進んで活動する (6)係や手伝いなどの活動に積極的に取り組むなどの姿を目指し、規則正しい生活を繰り返して生活リズムを整えます。日々の活動の全てが進路につながると考え、学校生活を楽しみに、見通しをもって生活できるよう、丁寧に支援していきます。
2 中学部における進路支援
中学部段階では、引き続き、生活単元学習や日常生活の指導を通して、自分から自分で活動する力をより確かにしていきます。作業学習や「職業」や「家庭」で、仲間と共に働く経験を積み重ね、働く意欲や協力、協調など「働く力」を身につけてほしいと願っています。中学部段階は興味・関心が広がりを見せる時期です。家庭と連携し、公共交通機関を利用して外出したり、自主・自力通学をしたりして、より積極的に社会とのかかわりを求めることが大切だと考えます。
3 高等部における進路支援
高等部段階では、作業学習や産業現場等における実習など働く経験を通して、それぞれの「働く力」に磨きをかけてほしいと願っています。職業・家庭で社会生活を営むための基本的な知識、技能、態度を育み、自立した生活への移行を目指して支援していきます。働く経験の積み重ねの中で、自分の適性や能力を知り、自分に合った進路先を主体的に選択・決定できるよう支援に努めます。なお、進路先は本人・保護者が主体となって選択・決定するものですが、できるだけ本人の適性に合った進路先を選択・決定できるように、保護者の方を対象とした進路説明会や事業所見学を行い、情報の収集と提供に努めます。
4 移行支援
進路先への引き継ぎ資料として「移行支援計画」を作成します。「大久保学園就業・生活支援センター」「ハローワーク」「船橋市役所障害福祉課」「相談支援事業所」など、必要な支援機関にも情報を共有し、卒業後も適切な支援を受けることができるよう配慮しています。
5 卒業者支援
卒業者支援も学校の役割の一つです。卒業後3年間、定期的に進路先を訪問し、適応状況を確認します。必要に応じて、家庭や支援機関と連携を図りながら、卒業生が安定して生活できるよう支援いたします。
6 事業所見学の申し込み
事業所見学の申込書を掲載しました。担任を通して進路まで提出ください。