今年度、2年生を対象とした「職業体験学習」を実施しました。これまで新型コロナウイルスの影響により実施が見送られてきたため、本校にとっても久しぶりの取組となりました。この職業体験は、キャリア教育の一環として、生徒が地域の事業所で実際の仕事に触れることで、将来について考えるきっかけを得ることなどを目的としています。今回、多くの事業所の皆様にご理解とご協力をいただき、2日間にわたって体験活動を行うことができました。初めての体験に、生徒たちはやや緊張した面持ちでスタートしましたが、次第に自信を持ち、生き生きとした表情で取り組む姿が見られるようになりました。働くことの大変さややりがい、人との関わりの大切さなど、多くの学びを得ることができた貴重な2日間となりました。ご協力いただいた事業所の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

　以前お伝えしていた給食について、今回は大型の器具を用いた調理の様子をご紹介します。写真のように、大きな釜でご飯を炊いたり、大型の器具を使ってさまざまな料理をつくったりしています。サラダや副菜も、一つひとつ丁寧に盛りつけられ、子どもたちの元に届きます。こうして、毎日の給食は多くの方々の手によって支えられています。温かく、おいしい給食は、子どもたちの健康な体づくりや、学校生活の楽しみの一つになっています。

　理科の授業では、静電気の性質について学ぶための実験を行いました。今回は、静電気を発生させる装置と導電性の確認ができる実験器具を使い、「静電気が体を通るのかどうか」について調べました。船橋市では各校に理科実験事務員が配置されており、生徒たちが体験的な学習ができるよう、実験の準備等をしてくれています。

　本校では、日々の清掃活動にも力を入れて取り組んでいます。生徒たちは、掃除の時間になると自然と動き出し、それぞれの担当場所に向かいます。教室や廊下だけでなく、トイレ掃除にも真剣に取り組んでいる姿が見られます。とくに床掃除では、磨き残しがないように時間をかけて丁寧に作業する生徒が多く、隅々までピカピカに磨き上げる姿はとても頼もしく感じられます。自分たちの学校を自分たちの手で気持ちよく保とうとする姿勢からは、責任感や協力する心が育っていることが伝わってきます。

　本校で避難訓練を実施しました。今回は、地震を想定した訓練で、子どもたちは放送の指示をよく聞き、落ち着いて速やかに行動することができました。また、地域の消防署の方にご来校いただき、避難の際に大切なことや、日頃の備えについてのお話を伺いました。命を守る行動の大切さを、子どもたち一人ひとりが改めて考える機会となりました。また、3年生は消火器の使い方を学ぶ体験も行い、訓練用の消火器を使って練習を行いました。初めての体験に少し緊張しながらも、しっかりと取り組んでおり、有意義な学びの時間となりました。今後も、いざというときに自分の命を守る行動がとれるよう、学校全体で防災意識を高めていきたいと思います。

　5組では、今日も家庭科室で調理実習を行いました。今回のメニューは、チキンカレーとサラダです。子どもたちは、役割分担をしながら手際よく調理を進め、それぞれの工程に真剣に取り組んでいました。今日のカレーには、5組の畑で育てた里いもが入っています。自分たちで育てた野菜を使うことで、食べる楽しさだけでなく、作る喜びも感じられる貴重な体験となりました。里いもにはカリウムが多く含まれており、高血圧の予防にも効果があることを、学びの一つとして紹介をしてくれました。

　定期テストを前に、各学年で学習会が行われました。自分の理解が不安なところを確認したり、先生に質問をして疑問を解消したりするなど、一人ひとりが目的をもって学習に取り組む姿が見られました。生徒たちは筆記用具や教材を自分で準備し、集中して学ぶ時間を大切にしていました。写真は学習会の最後に、使用した教室をきれいに整える様子、学習プリントを持ち帰る様子です。

　秋が深まり、校庭や通学路にも色とりどりの落ち葉が目立つようになってきました。そんな中、美化委員会の皆さんは、登校時間よりも早く学校に集まり、落ち葉掃きに取り組んでいます。まだ肌寒さの残る朝の時間帯にもかかわらず、ほうきを手に、校舎の周りや正門付近などを丁寧に掃き清めています。言葉を交わしながら協力して作業する様子からは、委員会活動への責任感と仲間とのつながりが感じられ、見ているこちらも清々しい気持ちになります。こうした日々の積み重ねが、気持ちのよい学校環境を支えてくれています。

　前回に続き、給食を作っている方々の様子をお伝えします。給食室には、毎朝たくさんの食材が届きます。まずは、届けられた食材の量などが合っているか、計量器を使って一つひとつ確認していきます。わずかな違いでも、全校分となると大きな差になるため、慎重な作業が求められます。この日の献立は、子どもたちにも人気の「コロッケ」。調理員さんたちは、材料をよく混ぜ合わせ、一つひとつ手でたねを丸めていきます。その後、衣をまぶして準備完了。給食室にはエアコンがないため、特に夏場は大変です。またこの日は、コロッケの他に、魚とチーズを大型のオーブンで焼き上げる献立もありました。子どもたちに「今日の給食、おいしかった！」と言ってもらえるように、見えないところでたくさんの工夫と努力が重ねられています。次回以降も、給食づくりのさらなる工夫や裏側をお伝えしていきます。

　毎日、子どもたちが楽しみにしている給食。その裏側では、たくさんの人たちが力を合わせて、安心安全でおいしい給食を届けてくれています。今回は、給食を作っている方々の様子をご紹介します。朝早くから給食室に集まった調理員の方々は、その日の献立に合わせて、丁寧に打ち合わせを行います。野菜はまず、衛生面に配慮して何度も丁寧に洗います。その後、調理方法や食材に応じて、手作業で一つひとつ切り分けられます。さらに、温度を測り、調理に適した状態かを確認します。こうした細やかな工程を経て、給食はできあがります。次回以降も、給食室の裏側を少しずつご紹介していきます。

　本日、船橋市内の初任者教員およそ10名が本校を訪れ、1年生の英語の授業を見学しました。この日は、英語科担任による模範授業が行われ、生徒たちはビンゴやペアでの会話練習など、英語を使ったアクティビティーに意欲的に取り組んでいました。

たくさんの先生方に見守られながらの授業に、生徒たちは少し緊張した様子も見られましたが、活動を通して次第に笑顔が広がり、英語でのやり取りを楽しんでいました。生徒が他校の先生方から直接アドバイスをいただく場面もあり、「緊張したけれど、他の学校の先生と関われて嬉しかった」と話す生徒もいました。見学した初任者の先生方からは、「芝山中の生徒の温かさがとても印象に残った」「授業の構成が工夫されていて、大変勉強になった」などの感想が寄せられました。

　本校では三者面談期間に入っております。保護者の皆様にはお忙しい中、ご来校いただきありがとうございます。この期間中も、放課後の部活動は通常通り実施しておりますが、担任の先生方は面談対応にあたるため、部活動は担任以外の教員が見守りを行い、安全に配慮しながら活動を進めております。この日は、野球部、ソフトテニス部、陸上競技部、サッカー部が自分たちで練習を進めていました。 

　5組では、社会の授業で「昭和の日本とアメリカの戦争」について学習しました。戦争が人々の暮らしに与えた影響や、当時の子どもたちがどのような日常を送っていたのかを知ることで、今の平和な生活のありがたさについて考える機会となりました。授業の後には、昭和の子どもたちにも親しまれていた「駄菓子屋の飛行機のおもちゃ」を手に取り、体育館で飛ばして遊ぶ活動を行いました。軽やかに飛ぶおもちゃに目を輝かせながらも、学習した戦争の現実が心に残っていたようで、「楽しいけれど、なんだか複雑な気持ちになるね」とつぶやく生徒の姿も見られました。

　保健体育の授業では、これまでの学習の成果を確認する単元末テストを行いました。生徒たちは、これまで丁寧に積み重ねてきた学習ノートをもとに、自分の理解を整理し、一人一台端末を使ってロイロノートでテスト内容をまとめて提出しました。この取り組みでは、単に「学んだことを暗記したか」ではなく、日々の学習に対する姿勢や取り組みの過程もしっかりと評価できるよう工夫されています。一人ひとりがこれまでの学びを振り返り、自分の考えや理解を表現することを通して、「自ら考え、学び、判断し、表現する」力が育まれていることを感じました。教室では、問題に真剣に向き合いながら、落ち着いて取り組む生徒たちの姿が見られました。

　5組（特別支援学級）では、12月に開催される「ふなっ子バザール」に向けて、手作りストラップの制作に取り組んでいます。このバザールは、船橋市内の中学校特別支援学級の生徒たちによる作業製品の合同頒布会で、日頃の学習の成果を地域の皆様にご覧いただく貴重な機会です。教室では、生徒たちが一つひとつ丁寧にストラップの制作に取り組み、真剣なまなざしで作業に集中する姿が見られます。細かい作業には根気が必要ですが、完成した作品を手にすると、どの生徒も誇らしげな表情を見せてくれます。また、ストラップづくりの他にも、陶芸などの創作活動にも挑戦しています。粘土をこねたり、形を整えたりと、手を動かしながら自分の思いを作品に込めていく時間は、生徒たちにとって大切な表現の場となっています。

　三者面談期間中、放課後の部活動は担任以外の教員が分担して見守りを行っています。生徒たちは自主的に活動に取り組み、いつも通り元気な姿を見せてくれています。この日は体育館で、バレーボール部と卓球部が活動していました。バレーボール部は声をかけ合いながら、ボールを追いかける真剣なまなざしが印象的でした。一方、卓球部の生徒たちは、交代しながらラリーを重ね、技術を高め合っている様子が見られました。