現在、HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの接種を積極的にはお勧めしていません

更新日:平成30(2018)年4月3日(火曜日)

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現在、HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの接種を積極的にはお勧めしていません。接種に当たっては、有効性とリスクを理解した上で受けて下さい。
 
 平成25年6月14日に開催された国の会議において、HPVワクチンの接種後から持続的な痛みが発生したとの報告があり、ワクチンとの関係性を否定できないことから、当分の間は接種を積極的にはお勧めしないことになりました。
 接種自体を中止するわけではありませんので、対象年齢で接種を希望する方については、これまで通り公費での接種が可能ですが、積極的なお勧めはしていません。接種を希望する場合は、医師に相談してワクチン接種の有効性及び安全性等について十分に説明を受けた上で接種を受けてください。 
接種間隔等についてはこちら

積極的勧奨の再開等、今後何か変更があった場合は、ホームページや広報等でお伝えいたします。

子宮頸がんとは

 子宮頸がんは、女性の子宮の入り口部分(子宮頸部)にできる「がん」です。
若い女性(20~39歳)がかかる「がん」の中では乳がんに次いで多く、女性の100人に1人が生涯のいずれかの時点で、子宮頸がんにかかると言われています。年間9,000人近くの人が子宮頸がんにかかり、2,700人もの人が亡くなっています。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こるがんで、ウイルスには、100種類以上のタイプ(型)があり、そのうち、子宮頸がんの発生に関わるタイプは「高リスク型HPV」と呼ばれています。主に性行為によって感染します。

HPVワクチンについて

 HPVワクチンには、ヒトパピローマウイルス(HPV)の成分が含まれているため、接種することで免疫を作ることができ、HPVの感染を防ぐことができます。なお、HPVワクチンは、子宮頸がん全体の50~70%の原因とされる2種類(16型・18型)のヒトパピローマウイルスに予防効果があります。
16型HPVと18型HPVの感染やがんになる過程の異常(異形成)を90%以上予防できたとの報告があり、これに引き続いて起こる子宮頸がんの予防効果が期待されています。

現在、日本で認可されているHPV予防ワクチンは、2種類あります。名称と含まれる型は以下のとおりです。

  •   サーバリックス(16型・18型)
  •   ガーダシル(6型・11型・16型・18型) ※6型・11型は尖圭コンジローマの主要な原因

気になる症状がある場合はご相談を

ワクチンの副反応は、発熱・接種部位の腫れ・しこり・発疹等さまざまあり、比較的高い頻度で発生します。通常、数日以内に治りますが、腫れがひどい・高熱・ひきつけなど気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

HPVワクチン相談窓口(厚生労働省ホームページ)

※平成29年4月1日より、相談窓口の電話番号が変更になりました。

市の相談窓口はこちら

子宮頸がん予防ワクチンの副反応について

痛みやしびれ、動かしにくさ、不随意運動について

 HPVワクチンは、接種後に広範囲に広がる痛みや手足の動かしにくさ、不随意運動(体の一部が勝手に動いてしまうこと)等の様々な症状が5万接種に1回の頻度で報告されており、原因については国が調査中です。

  • 接種を希望する場合は、事前に医師と相談してください。
  • 接種後、強い痛みやしびれ等、気になる症状が出た場合は、すぐに医師に伝えてください。

副反応によって医療機関での治療が必要になったとき

 市が実施する予防接種の副反応によって、医療機関での治療が必要になったり、障害が残る等の健康被害が生じた場合は、救済制度があります。

※救済を受けるには、健康被害と予防接種の因果関係について国の審議会等での認定が必要です。

 健康被害救済制度について

詳細については、健康づくり課にお問い合わせください。

一定の頻度で発生する副反応

 比較的軽度の副反応は、一定の頻度で起こることが知られています。

一定の頻度で起こる副反応一覧
発生頻度 サーバリックス ガーダシル
50%以上 注射部の痛み・発赤・腫れ、疲労感 注射部の痛み
10~50%以上 かゆみ、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛   など 注射部の腫れ、紅斑
1~10%未満 じんましん、めまい、発熱         など 注射部のかゆみ・出血・不快感、頭痛、発熱
1%未満 注射部の知覚異常、しびれ感、全身の脱力 硬結(しこり)、手足の痛み、筋肉のこわばり、腹痛・下痢
頻度不明 四肢痛、失神、リンパ節の炎症      など 疲労・倦怠感、失神、筋痛・関節痛、嘔吐  など

上記の副反応及び発生頻度は、各ワクチンの添付文書に基づきます。

 重い副反応

 重い副反応の報告頻度は下表のとおりです。

重い副反応の報告頻度一覧
病気の名前 主な症状 報告頻度
アナフィラキシー 呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー 10万接種当たり0.1件
ギラン・バレー症候群 両手・足の力の入りにくさなどを症状とする抹消神経の病気 10万接種当たり0.06件
急性散在性脳脊髄炎(ADEM) 頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気 10万接種当たり0.04件

 頻度は副反応報告制度に基づき、平成26年3月31日までに報告された症例数をもとに計算されています。

※これらの報告には、ワクチン接種と関係がないと思われる報告も含まれます。

 その他、HPVワクチンに関する情報について

HPVワクチンの副反応の詳細についてはこちら
(平成26年度第4回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会【平成26年7月4日開催】資料)   

HPVワクチンの接種を受ける皆さまへ(厚生労働省)【平成25年6月版】

HPVワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」についてのQ&A (厚生労働省ホームページ)

接種を検討している方及び保護者の方へ(厚生労働省)【平成30年1月版】

接種を受ける方及び保護者の方へ(厚生労働省)【平成30年1月版】

医療従事者の方へ(厚生労働省)【平成30年1月版】

 

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この記事についてのお問い合わせ

保健所健康づくり課 (予防接種係)

〒273-8506船橋市北本町1-16-55 船橋市保健福祉センター

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日

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