【子ども記者通信】校外学習で得たこと(大穴中学校 田中 遊瞳さん)

更新日:令和7(2025)年8月1日(金曜日)

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大穴中 私が通う大穴中学校では、先月2年生の校外学習がありました。
 今年度の校外学習では、昨年度とは変わった浅草・上野へ向かいました。1年生の時は、学校からバスで目的地まで向かいましたが、今年は電車で目的地に向かいました。私は普段、満員電車に乗ることがありません。そのため、「リュックサックを前に持つ」ということを忘れてしまいがちでしたが、今回の校外学習で、このようなマナーの大切さを考えることが出来ました。
 目的地に着いてからは、事前に決めた班での散策をしました。散策では、班全員の意見が揃うことは中々なく、全員の希望を叶えることがとても難しかったです。しかし、そのような状況でもそれぞれの意見を聞くことを大切にし、飲食や写真撮影を楽しむことが出来ました。
 浅草では、江戸切子の制作体験をしました。「江戸切子」とは、江戸時代から始まり、現在も東京都内で生産されているガラス工芸のことです。ガラスの表面に切り込みを入れて、模様を表します。実際に制作をしてみると、思っていたところを削ることが出来なく、模様がいびつになってしまったり、中々削れないことがあったりして、とても難しかったです。お手本のような、細かく綺麗な模様を削ることはできなく、丸や四角などの簡単な模様を削りました。完成した江戸切子を班員で見せ合うと、それぞれの個性が出た素敵な江戸切子が出来上がっていました。今回の体験では、色を付ける作業はしませんでしたが、お店に並べてあった江戸切子はカラフルでとても綺麗でした。昔からの伝統を語り継いでいくことはとても大変なことだと思いますが、今でも職人がいて販売が続いていることがすごいな、と思いました。江戸切子に限らず、日本の伝統工芸を語り継いでいく1人に私もなれたらいいな、と思います。決して、職人になることだけが語り継ぐ方法ではないと思います。インターネットを通じて、様々な人に伝えることや、今回の校外学習のように実際に体験をしてみることも立派な協力であると思います。
 この校外学習を通して、公共の場でのマナーを見直したり友達と楽しく過ごすために必要なことを学んだり、伝統工芸に触れ合うことが出来ました。

(令和7年7月15日投稿)

制作体験の様子
▲制作体験の様子

制作した江戸切子
▲制作した江戸切子

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