【子ども記者通信】楽しむことが大好きな「楽遊集さくら太鼓」に注目!!(古和釜中学校 鈴木 美玖さん)

更新日:令和7(2025)年12月23日(火曜日)

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古和釜中学校_鈴木 美玖

 皆さんは、伝統楽器の一つ「和太鼓」を知っていますか? 私は小学2年生の時、地域のお祭りで和太鼓の演奏を見て楽しそうに叩いている人達や、迫力のある音に惹かれ「私もやってみたい!」と思い、その時和太鼓を叩いていた集団「楽遊集(らくゆうしゅう)さくら太鼓」に入り、初めて和太鼓に触れました。 
 楽遊集さくら太鼓は老若男女さまざまな年代が集まっており、大人も子どもも明るく楽しく活動しています。1994(平成6)年に設立され、今でも続いている伝統ある集団です。そんな楽遊集さくら太鼓を「なぜ作ろうと思ったのか」きっかけを、創立者の鈴木邦雄先生と会長の山本綾子さんへ取材したところ、子どもたちに盆踊り太鼓を楽しんでもらいたいと思い、始めたとのことでした。メンバーを集めるために、船橋市松が丘地区全体に盆踊り太鼓の募集チラシを配ったところ、小学校低学年から年配の方まで10人ほど集まったそうです。それから楽遊集さくら太鼓を本格的に始めるために、いろいろな人達の協力もあり、太鼓5台や締め台、太鼓のカバー、音響機材等を買い揃え、活動を始めました。私は取材している中で設立当時の話を聞いて、いろいろな人達のおかげで、この楽遊集さくら太鼓が作られているんだなと思いました。 
 また、楽遊集さくら太鼓はお祭り以外にも、他の施設で演奏する活動をしています。施設内で演奏する際に気をつけていることを聞いたところ「頑張っている姿をみてもらい、少しでも元気の「おすそわけ」が出来たらいいなという思いと、要望にあった演奏や施設の利用者の方々と一緒にその時間を楽しんでもらえるような工夫をしている」と話してくれました。 
 最後に「今後の楽遊集さくら太鼓をどうしていきたいですか」と私自身が一番興味のある話を聞きました。「時代の流れに沿って状況が変わっても子どもや孫、ひ孫と何世代に渡っても繋がっていきたい。そして「心のオアシス」になれたらなと思います」という、創立者の鈴木邦雄先生と会長の山本綾子さんの想いを聞いて、 私は普段活動している様子を思い出しました。
 叩く曲も徐々に時代とともに変わり、演者が少なくなる中でも、親から子へ、そして孫の世代まで続いている楽遊集さくら太鼓。 今回私は、自分が所属しているグループの歴史や活動に対しての思いを伺い、改めて頑張っていきたいなと思いました。また、このグループは私にとって、安心できる居場所になっていると改めて感じることが出来ました。

(令和7年12月12日投稿)

迫力ある和太鼓の演奏
  ▲迫力ある和太鼓の演奏

演奏中の私
     ▲演奏中の私

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