【子ども記者通信】今、船橋市で女子ソフトボールがアツい!中学生船橋市選抜チームに密着!(前原中学校 赤木 愛依さん)

更新日:令和7(2025)年6月10日(火曜日)

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前原中学校_赤木愛依

 5月24日、「第30回宍倉優勝杯争奪千葉県中学生女子選抜ソフトボール大会(宍倉杯)」が幕を開けた。この大会は県内の市の選抜チームが戦い、千葉県1位を決める大会である。船橋市選抜チームを率いるのは、千葉県選抜チームでも監督をしている葛飾中学校の藤川紀子先生だ。市選抜の選手には、3月に行われたセレクションから走攻守すべてに優れた、3年生18人・2年生2人の計20人が選ばれている。今回は、女子ソフトボール船橋市選抜チームに密着した。
 ソフトボールの大きな特徴は、投手が下投げであることだ。ボールは大きく重い。また、バッターとの距離も12.19mと近いため、実際の速度と比べて、体感速度がとても速い。一時も目が離せないスピーディーな試合展開も魅力の一つだ。
 宍倉杯前の練習日、藤川監督にお話を伺った。「今年のチームは、足の速い選手が多いというのが特徴です。全員の出塁率が高く、足を活かした攻撃で点を取っていきます。また、バッテリーが良いのも強みですね。私が目指すのはONE TEAMです。試合に出る出ないにかかわらず、いかにチームのことを考え、動くことができるか。そこが一番大切なところだと思っています。」と話してくれた。
 そして、主将・エースピッチャーである前原中学校の馬渕結衣香選手にもインタビューをした。「今年のチームは打って勝つ、というチームです。主将としてはみんなの先頭に立ち、自ら行動するということを大切にしています。今年は、絶対優勝します!」と意気込みを語ってくれた。
 宍倉杯初日、初戦から強力な打線と安定した投手陣で2連勝。どちらも大差をつけたコールド勝ちだった。そして、迎えた2日目の準決勝、相手は印旛支部選抜。この日は相手先発の左ピッチャーを攻めあぐね、5回までに奪った得点は1点、対して印旛市は5点を重ね、船橋市が4点を追いかける苦しい展開に。そして迎えた最終回。ついに船橋打線に火が付いた。まずは先頭打者がバントで相手を揺さぶり、その後の4番打者がセンターへのツーベースヒットで1点を返す。さらに5番打者のランニングホームランまで飛び出し、1点差に詰め寄った。本当にあと一歩まで迫ったが、ここで惜しくもゲームセット。見ていて胸が熱くなる試合だった。
 本大会、船橋市は強豪千葉県で堂々の3位入賞を果たした。今後も船橋市や千葉県のソフトボールにぜひご注目を。

(令和7年5月29日投稿)

投球シーン
   ▲ピッチャーの投球

円陣
   ▲円陣で一致団結!

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