【子ども記者通信】古和釜分署・消防訓練センターの見学を経て(若松中学校 頓所 寛己さん)
皆さんは災害による被害を最小限に防ぐための備えはしていますか。
私は先日、古和釜分署と消防訓練センターを見学し、主に消防士の仕事などを学びました。消防士は24時間勤務、12人で働きます。消防士は3日に1回で、24時間勤務を行っており、仕事中は消防活動だけでなく、事務作業や訓練なども行っているそうです。いつでも出動できるように日々訓練されていて、24時間勤務中は署内にある仮眠室で寝泊りをしているそうです。出動の際に着る防護服は10年間着て、新しいものに変えると聞きました。事務室には車両が署内にいるのか、訓練中なのかなど、何をしているのか一目で分かるテレビが設置されています。また、災害情報や気象情報を知るためのテレビや発電・電力量を示すテレビなどもあります。
消防車にもたくさんの役割があることを知ることができました。現場に到着してすぐに放水できるのが水槽付きポンプ車です。水槽付きポンプ車は消火栓のない場所でも活躍できる消防車です。水槽付きポンプ車が放水している間に、ポンプ車は消火栓から水をくみ上げて放水します。その他にも、救助の際に必要なはしご車や空気ボンベを作るための空気充填車などがあり、とても驚きました。
また、古和釜分署には最先端技術が備わっているドローンもありました。ドローンは隊員が捜索困難な場所でも捜索できるようになっているため、救助をよりスムーズに行えるそうです。
今回様々な体験をさせていただきました。その中でも、特に印象に残ったことは放水体験です。放水体験を行う前はあまり大変ではなさそうだなと思っていましたが、実際にやってみて体幹をとても使うので大変でした。放水や救助をスムーズに行うために、訓練や筋トレを行っているのだと分かりました。
今回の見学で経験したことや学んだことをしっかりと災害対策として、活かしていきたいと思います。
(令和7年10月13日投稿)
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