【子ども記者通信】安心・安全の裏側(船橋中学校 髙地 啓斗さん)
私達が日々、安心・安全に生活ができているのは様々な理由がありますが、その一つに消防士のみなさんの努力があります。
8月20日、私達子ども記者は船橋市東消防署古和釜分署へ見学に行きました。ここは市内初の消防訓練センターを併設しており、放水訓練やドローンの飛行訓練などの大規模な訓練を実施することができます。
私達が体験する事ができたのは、放水訓練と迷路室での救助訓練です。放水訓練では、消防士さんと一緒にホースを握りレバーを引きながら離れたパネルに向かって放水体験をしました。水圧の反動がかなりくるため、しっかりと脇をしめて身構える事でホースを安定させる事ができました。迷路室での救助訓練では、火災時に有毒な煙が蔓延している中で人命救助を行う事を想定しているもので、煙が迷路のように並んでいる部屋の中に煙が充満しているため周りが見えず、ライトを付けても足元がぼんやりと見える程度でした。その中を姿勢を低くしてゆっくり進みますが、周りが見えない事からの恐怖をずっと感じていました。
実際消防士の皆さんは、「本物の煙の中に自ら入って行くのは恐いです。しかし、自分達が頑張る事で助かる命がある。」と、語っていただきました。それを聞き、改めて消防士の皆さんは常に危険と隣り合わせで守って下さっているのだと痛感しました。
最近では暑さもピークに入り、昼間は救急車の全てが出動している日もあるといいます。何か人の身に起った時に必要があれば救急車を呼ぶことができたり、火災があれば現場に消防車が駆けつけてくれます。今回の見学・体験を通し、日々の安心・安全は消防士の皆さんの努力や工夫によるものだと身にしみて感じることがでしました。私の中学校の隣には消防署があるので、消防士さんと会ったら日々の感謝を伝えたいです。
(令和7年10月5日投稿)
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