【子ども記者通信】中学受験をしたきっかけ(塚田南小学校 小林 淳介さん)

更新日:令和8(2026)年2月19日(木曜日)

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塚田南小学校 小林 淳介

 私は、もともと中学受験をするつもりはありませんでした。5年生の時、クラスの友だちに塾に誘われ、塾がどんなところなのか少し気になりました。そこで、夏休みに塾の体験授業を受けてみました。算数は得意だったけれど、体験授業で「何割何分何厘」という全く知らない言葉が出てきて、衝撃を受けました。算数以外の教科でも「私の知らないおもしろい何か」に出会えるような気がして、わくわくしたので正式に塾に入ることにしました。
 6年生になってから、私立中学校や公立の中高一貫校を見学に行きました。ある私立中学校に見学に行った時、生徒が授業中も生き生きとして、とても楽しそうでした。私は、水泳部に入りたかったので、その学校に温水プールがあることも魅力的でした。私は、その学校に行きたいと思い、中学受験をすることに決めました。
 塾の授業は楽しかったけれど、受験勉強はつらいこともありました。1番つらかったのは、友達と遊ぶことをがまんしなければいけなかったことです。6年生の夏まで、放課後は毎日友達と遊んでいたけれど、9月からは友達と遊ぶことをがまんして、毎日勉強しました。
 1月に入って受験が始まり、第2志望校に合格した時は、うれしくてうれしくて仕方がありませんでした。合格通知を持って、ジャンパーを着るのも忘れて塾に走っていき、先生に合格の報告をしました。
 その2日後、第1志望校の合格発表がありました。パソコンの画面に「残念ながら不合格です」と表示されました。不合格を塾の先生に伝えた時、悔しくて涙をこらえることができませんでした。ずっと目標にしてがんばってきた学校からの不合格と、それを人に伝えることがこんなに苦しいことなのだと初めて知りました。
 全力を出し切った結果なので、私は結果を受け止めることができています。今は、進学する学校で出会う友だちや先生、授業が楽しみです。
 大変なこともあったけれど、受験して本当に良かったと思います。自分の弱点に向き合って、克服することができるようになりました。誰かにやらされる勉強ではなく、目標に向かって自ら勉強するようになりました。合格のうれしさも不合格の苦しさも経験して、仲間の気持ちが分かるようになりました。
 実は、私が塾に入った時、私を塾に誘ってくれた友だちはすでに塾を辞めていました。でも、その友達が中学受験をするきっかけを作ってくれたことに感謝しています。今は、受験するつもりがない誰かの心に私の経験が小さなきっかけを作れたらうれしいです。

(令和8年2月6日投稿)

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