【子ども記者通信】児童の安全を守る方たち（高根台第二小学校　富岡 航平さん）

　私は、高根台第二小でスクールガードや草刈りをしている石川さん（88歳）に、今までの活動について話を聞いてきました。
　石川さんのお孫さんが高根台第二小に通っていた約20年前、高根台団地子供見守り隊という組織があり、その見守り隊の方たちが登下校の子どもたちの見守りをしてくれていたことを知り、そこに参加したことが活動を始めるきっかけだったそうです。スクールガードは、月曜日から金曜日まで毎朝7時半には家を出発します。子どもたちとのあいさつや声掛けを通して元気をもらったり、毎朝決まった時間に向かったりすることが、ご自身の体調管理にもつながっていると話されていました。校舎の草刈りは「きれいにしてあげたい」という思いから始めたもので、子どものいない時間に草刈り機を使って1、2時間程作業しています。子どものいない時間に作業を行うのは、みんなの安全を第一に考え、万が一の事故に備えてくれていると知りました。
　この2つの活動を通して「みんなから元気をもらえる」「朝早く起きてしっかり朝ごはんも食べて生活リズムが整う」「自分の身体も丈夫になる」と話されていたことが印象的でした。活動に参加するスクールガードの方たちの高齢化や人数の減少という課題もありますが、出来る限り参加していきたいと教えてくれました。
　私たちの学校を見守ってくれている方たちがいることに、感謝したいと思います。

（令和7年11月20日投稿）

▲草刈り作業中の石川さん

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