【子ども記者通信】船橋を支えるお店・商店街（高根台第二小学校　丹治蓮奈さん）

　私の町にある高根木戸中央通り商店街には、長年続く人気の和菓子屋『岡埜栄泉』があります。店主の川口さんは、おいしい和菓子を作るため、18歳の時に先代の『岡埜栄泉』に弟子入りし、26年前にお店を構えました。
　看板メニューの豆大福は、午前中で完売する日があるほど人気で、私もなかなか食べられません。おいしさの秘密を伺うと、その時期にとれる一番いい材料で、ひとつひとつ心を込めて作っているとの事でした。
　他には、金・土・日曜日の昼限定でせいろをつかった蒸したてのお赤飯を店頭で販売しています。販売時間の午前11時には、多くの人が店の前にならんで、楽しみに待っています。
　取材をする中で、多くのお店が商店会活動に参加して地元を盛り上げるため、高根木戸駅周辺のお店をあわせて、新しく「高根木戸商店街」になったと伺いました。川口さんは「個々のお店どうしが仲良く話せる商店街にしたい」とおっしゃっていました。
　先日、北習志野駅周辺のエビス通り商店街の夏祭りが行われ、商店をめぐるスタンプラリーをはじめ、様々なイベントが行われており、お年寄りから小さい子供までたくさんの人で大盛況でした。一つ一つは小さいお店ですが、商店街として力を合わせ、私たちの生活にうるおいと楽しみを与えてくれています。
　高根木戸商店街でも、店主が講師となってプロならではの知識をお客様に伝える「まちゼミ」や、お祭り、年末の福引きなど、楽しいイベントをやっています。ショッピングモールみたいな大きなお店も好きですが、魅力的なお店が集まる商店街を歩くのはもっと好きです。商店街がにぎわえば、私たちの生活はもっと楽しいものになると思います。
　船橋市には同じような商店街がたくさんあります。みなさんも、周りでお気に入りのお店や商店街をさがしてみるのはいかがでしょうか。
（令和4年7月14日投稿）

（店主の川口さんと）

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