【子ども記者通信】市立船橋高校『春夏秋冬コンサート』に行って(金杉台小学校 宮竹 彩妃さん)

更新日:令和7(2025)年6月13日(金曜日)

ページID:P137495

 宮竹先日、私は市立船橋高等学校吹奏楽部の春夏秋冬コンサート“春”に行ってきました。市船吹奏楽部のコンサートに行くのは今回で三回目です。去年、知り合いのお姉さんが演奏するのを見に春夏秋冬コンサートの“夏”に行ってとても楽しかったので、今回も行ってきました。
 このコンサートは、子供がどれだけ泣いてもあばれても大丈夫ですし、車いすの方も見に来ることができます。この時も車いすで来ている人がとっても楽しそうに鑑賞していました。
 今回は船橋市立海神中学校吹奏楽部のみなさんのゲスト出演や、交通事故で入院されていた声松優一さんの復帰コンサートがありました。そして、市船吹奏楽部のみなさんは、市船吹奏楽部オリジナルの作品、吹劇『GODZILLA~人間自身が生み出した悲劇“核”~』を演奏演技していました。
 最初に演奏したのはゲストの海神中学校で、昨年の春もこのコンサートに出演したそうです。演奏の前にはそれぞれの曲を簡単かつ面白く紹介してくれて、音楽に対する熱意が伝わってきました。一番心ひかれた曲は『スーパーマリオブラザーズ』の曲で、みんなとても楽しそうに演奏していました。また、観客参加型だったのでとても楽しめました。
 観客参加型で楽しかったといえば、声松優一with FRIENDSさんのコンサートも楽しかったです。「怪獣の花唄」や「ケセラセラ」などの今人気の曲を歌ってくれて、私も思わず一緒に歌ってしまいました。オリジナル曲もすてきで、観客全員の気持ちが合わさって、とてももりあがりました。
 そして、強く印象に残ったのは市船の吹劇『GODZILLA~人間自身が生み出した悲劇“核”~』でした。吹劇を観るのは今回が二度目で、前回は去年の定期演奏会で文化ホールに行きました。今回はもっと小さな会場だったせいかもしれませんが、前よりも迫力がまるで違いました。音が大きく聞こえて、花火でも見ているのかと思うくらいおなかにひびきました。
 吹劇はセリフがなく楽器演奏と歌とダンスだけで進んでいくので、ストーリーを理解するのは少し難しかったです。それでも、演奏やダンスの足踏みの強さなどからゴジラという巨大な存在があらわれて、何かとても大きな危機がせまっていることが伝わってきました。また、演技するみなさんの表情だけでなく、全身で恐怖や怒りや悲しみの感情を表現しているのがひしひしと伝わってきて、臨場感あふれるすばらしい作品になっていました。
 この作品を通して、ただの怪獣の話ではなく「核」という人間がつくり出した力が、どれほどこわいものかということについて考えるきっかけになりました。
 みなさんも色々な体験ができる市船のコンサートに行ってみませんか?

(令和7年5月27日投稿)

市船1 市船2
▲演奏演技中の市船吹奏楽部のみなさん

令和7年度子ども記者通信はこちら

このページについてのご意見・お問い合わせ

広報課

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日