【子ども記者通信】小・中学校の改修工事もしてる土佐工業ってどんな会社？（大穴中学校　鈴木 誠悟さん）

　先日、僕は土佐工業株式会社を取材しました。総務課の新田さんと建築業経理事務士の山田さんに話を伺うことができました。
　土佐工業は、船橋市の三咲が本社の会社です。事業内容は、建築工事、土木工事、管工事です。小規模工事(一般家庭)から公共工事まで幅広く施工しています。体育館の大規模改修工事や、トイレ改修工事など、小学校・中学校の工事もしているので皆さんも目にしたことがあるかもしれません。
　今回僕は、船橋市北部福祉会館の工事を見学させてもらいました。外壁の補修と屋上防水の改修工事です。
　こうした工事をしていて大変なことは、自然を相手に色々対応しなければいけないことだそうです。暑さや寒さが大変なのは勿論ですが、強風の日は足場が崩れないようにメッシュシートをはずすなど、事故が起こらないようにする対応を迫られます。
　自然以外にも、歩行者や近隣住民の方々に迷惑をかけないように、告知をしたり、挨拶をしたり、片付けなど(自分の首くらいまであるゴミ箱を用意したり！)、たくさんの事に気を付けながら仕事をされているそうです。
　大変なことが多いな、と感じましたが、家を建てれば地図に残ったり、補修工事で感謝をされたりすると聞き、とてもやりがいがある仕事なんだなと思いました。
　最後に、土佐工業は、男性のイメージの強い建築・土木業界に、優れた提案力・技術力を持つ女性の視点や感性をいかしたいと女性雇用に力をいれているそうです。「けんせつ姫」という冊子を発行したりもしています。
　自分の住んでいる地域の、普段何気なく見ていた会社の業務内容や、働いている人の事を知れてよい経験になりました。

（令和5年9月21日投稿）

（工事についてお話を聞きました ）

（現場の足場組立）

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