【子ども記者通信】国際交流には「陰の立役者」がいる(八木が谷中学校 木村 成さん)

皆さんも日常生活で必ずと言っていいほど、外国人の方をみたことがあると思います。昔よりも外国人の数が増えているのです。現在、日本では外国人と一緒に地域で生活する「多文化共生」が、課題となっています。私が住む船橋市では、どのような取り組みが行われているのか、市役所の国際交流課に取材をしました。
現在、人口約65万人の船橋市には、およそ2万人の外国人が住んでいます。そのうち、上位3カ国が中国、ベトナム、ネパールで、トップ10の中では9カ国がアジアでした。私は、日本への観光客といえばアジアの他に、アメリカなどの国が思い浮かんでいたので、この資料を見て驚きました。
「船橋市国際交流協会」では、行政の間だけでなく、民間レベルで関わることができる機会を作っています。また、国をまたがるイベントや日本語教室、外国人への支援などで、ボランティアの方々や市民が外国人と交流し、互いに理解を深め合う手助けをしています。37年前から始まった姉妹、友好都市(現在、ヘイワード市、オーデンセ市、西安市の3つ)との交流も、市民団体や市長が中心に行います。
今回、取材に応じてくれた国際交流課の丸山恭平さんは、わたしたちは事務局として活動する人々を「後ろから支える」ことが役目であり、国際交流について興味や関心を持ち、より多くの人に知ってもらえることが何よりのやりがいだと話してくださいました。あまり注目はされないけれど、活動を支える重要な役割を担う人たちの熱心な気持ちを知ることができました。
私は、英語などで外国人とコミュニケーションを取れたらいいなと興味を持っていて、この取材で視野がとても広がったように感じました。皆さんも、少しでも気になったら活動に参加し「多文化共生」へ一歩、踏み出してみませんか。
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