【子ども記者通信】飛ノ台史跡公園博物館に行ってみて(海神中学校 古川 真央さん)

夏休みに、飛ノ台史跡公園博物館に行きました。
飛ノ台史跡公園博物館には、縄文時代に使われていた道具や土器などがたくさん展示されていて、縄文時代の暮らしや文化を知ることができます。私の通う海神中学校とつながっていて、授業や部活で行ったこともあり、身近な博物館です。
今回は、学芸員の畑山さんに興味深いお話をたくさん伺ってきました。
飛ノ台史跡公園博物館は、2000年に開館しました。もともとは公民館を建てる予定でしたが、約8000年前の人骨や土器が出土しました。このようなものが平地で見つかるのはめずらしかったため、調査や研究をするために博物館になったそうです。
外の史跡公園には、縄文時代に台所のような役割を果たしていた炉穴や、住居跡が復元されています。この炉穴は、日本で初めて見つかりました。野外の展示は管理がとても大変で、毎日博物館の方が点検し、定期的に修繕しています。
博物館内にも土偶や貝殻などのたくさんの展示がありますが、特に土器が多く展示されていました。土器も時代によって流行りのデザインがあるそうで、縄や貝で模様をつけているもの、キラキラ光るラメのような鉱石・ウンモ(雲母)が入っているものがありました。飛ノ台史跡公園博物館ではこのウンモが見えるよう、ガラスケースに入れずに土器を展示しています。
また、飛ノ台史跡公園博物館では、様々な企画展や、ワークショップを開催しています。企画展のテーマは開催の2年前から博物館の方達が考えていて、色々な人に興味をもってもらえるように、歴史の節目や時事問題に合わせたテーマを選んでいます。
船橋市はたくさんの遺跡があるめずらしい地域です。私は、今まで自分がそういう場所に住んでいることを知りませんでした。ぜひ皆さんも飛ノ台史跡公園博物館を訪れて、縄文時代に触れてみてください。
(令和5年7月30日投稿)
(ガラスケースに入れずに展示されている土器 )
(住居跡が復元された史跡公園)
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