【子ども記者通信】オリンピック教室（湊中学校　齋藤音羽さん）

更新日：令和6(2024)年3月26日（火曜日）

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　皆さんは、「オリンピック教室」というものを知っていますか。オリンピック教室とは、オリンピアンの人達が学校でオリンピックについての授業をしてくれるというもので、船橋市の学校では、湊中学校だけの開催だそうです。そこで今回は、オリンピック教室で学んだことを記事にし、皆さんにお届けしようと思います。
　今回、私のクラスに来てくれたのは、体操のオリンピアン三人兄弟で有名な「田中和仁選手」です。最初は、オリンピックバリューについて学びました。オリンピックバリューには、「Excellence」（卓越）「Friendship」（友情）「Respect」（敬意・尊重）の三つがあり、ベストを尽くし頑張る心、理解し合い仲間になること、周囲への配慮・感謝という意味があるそうで、この三つのことを考えながら体操に臨んでいると教えていただきました。
　私達は、オリンピックバリューについて学ぶ前に、体育館で実技を行っていました。まず体育館を雑巾がけした後、グループに分かれてリレーをしました。そこには障害物があったり、マットの上を回転したりと色々なギミックがありました。そしてとても画期的だと感じたのは、運動が苦手な人と得意な人を尊重し合う仕組みを取り入れ、自分たちで考えたことでした。オリンピックバリューについて学んだ今、この三つのことが人と競い合っていく上で必要不可欠であることを学びました。
　田中選手は最後のオリンピックで、初めて家族やお世話になった方々のために演技をしたそうです。結果は二位という結果でしたが後悔はないと話していました。誰かのために何かをなすことはとても大変なことですが、習い事や部活で誰かのために何かをできるよう、オリンピック教室で学んだことを活かし頑張っていきたいと思いました。

（令和6年3月14日投稿）

　　　　　　（田中先生がお話してくれています）