【子ども記者通信】船橋の地震対策について(小室小学校 井上 千桜さん)

更新日:令和5(2023)年5月23日(火曜日)

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小室小学校 井上 千桜

 みなさんは船橋市で地震対策がどのように行われているか知っていますか。5月1日、私は船橋市役所に行き、地震対策はどこで行われ、どのような工夫をしているのか、対策で地震の被害は少なくなっているのかなどの取材をしてきました。取材を通じて学んだ船橋市の地震対策について、お話していきます。
 まず1つ目に、市役所での地震対策は様々な部署で行われていて、危機管理課では「市民のみなさんに地震について知ってもらう」ことをメインに活動していることが分かりました。
 2つ目に、ハザードマップの作成についてです。ハザードマップは、大雨の時の浸水の深さや、地震が発生した時の揺れの大きさ、津波の高さなどについてどのくらい想定されるかを市民のみなさんに見て、知ってもらうためにあります。船橋市では最近あまり大きな地震は発生していませんが、ハザードマップを見ることで、みなさん自身で事前に災害の対策をすることもでき、被害を少なくできると思います。
 3つ目に、実際に地震が発生し電話が通じなくなった場合に、船橋市の避難所等と連絡が取りやすい防災MCA無線を、災害対策本部室で見せてもらいました。防災MCA無線はスマホと比べてけっこう大きく、アンテナがついていて形は折りたたまない昔の携帯電話という感じです。
 災害対策本部室には、他にも見たことがない機械があり、とても貴重な体験でした。また、非常食についても見ることができました。非常食はみなさんの近隣の小学校や中学校の倉庫にも保存されているので、機会があったら見てみてください。
 最後に、取材の中で私が驚いたことは「地震対策はどのくらいのペースで行われているのか」と聞いたところ「日々の情報を集めているので毎日です」と言われたことです。また、大きな地震が発生した場合は、市役所で働いている方全員で活動することもあり、その時のために訓練もしています。
 みなさん、船橋市の地震対策について分かりましたか。私も、さらに興味を持てた取材になって良かったです。

(令和5年5月8日投稿)
 

取材風景(ハザードマップ)
      (ハザードマップを見ながら取材しました )

トランシーバー体験
        (触れてみた防災MCA無線の実物 )

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