【子ども記者通信】ふなっこ未来大学で学んだ理科の世界(古和釜小学校 髙橋 優芽さん)

更新日:令和5(2023)年10月10日(火曜日)

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古和釜小学校 髙橋優芽

 夏休みに母から「こんな面白そうなものが、あるよ。行ってみたら?」と勧められ、8月22日~25日の4日間でふなっこ未来大学に行ってきました。ふなっこ未来大学は令和4年度「ちば講座アワード」大賞を受賞した講座です。
 ふなっこ未来大学は、船橋市と東邦大学の教授と大学生が連携し、子どもたちにわくわくする体験を肌で感じてもらい、主体的に学ぶ力を育み、将来の夢をもつことのきっかけにしてもらうことを目的として、開講した事業です。4日間にわたって開講され、1日目は顕微鏡でのぞく、美しい生物の世界。2日目は、液状化と火砕流の実験から防災を考えよう。3日目は、冷えるとどうなる?-196度の世界。4日目はカラフルな人工イクラをつくってみよう。をテーマに行われました。
 液状化の実験が印象に残った2日目の地学の担当だった、大学生の長野優香さんにお話を伺いました。
 子どもたちにわかりやすく実験内容や現象が起こる理由を説明するときに、具体的に説明するのはもちろんですが、長野さんは「どこに注目してほしいのか」ということを心掛けているそうです。例えば、液状化の実験では、二種類の色の違う砂が入ったペットボトルをたたき砂がどのように変化するのかを見てみる実験です。そこで、長野さんは「砂の色ではなくて砂の粒の大きさなどの形に注目してみて」と言っていました。
 ふなっこ未来大学の準備で一番大変だったことは、溶岩をつくる実験だそうです。溶岩をつくる実験はやったことのないことなので動画をみたり大学生であつまったりして、情報共有を行いながら計画を立てました。長野さんは「理科が苦手な人でもふなっこ未来大学にきて、ぜひ理科の楽しさ・面白さを知ってほしい。それで、理科って楽しい!もっと実験をやってみたい!もっと知りたい!と思ってくれたらうれしいです」と話していました。実際、ふなっこ未来大学の講義はすごくわかりやすく、遊んでいる感覚で勉強することができました。それは、大学生の皆さんの、工夫があったからだと実感しました。
 私はふなっこ未来大学で、たくさんの新しいことやいままで知っていたことをもっと深く知りました。大学生の皆さんの様々な工夫や、理科に対する熱い思いがあってこそ成立しているのだなと思いました。来年6年生になる、もしくはあと何年後かに6年生に進級する小学生の皆さん、ぜひ小学校最後の思い出に、ふなっこ未来大学に行ってみてはどうでしょうか。

(令和5年9月4日投稿)

長野さんと私

(長野さんと私 )

私と長野さんが実験している様子

(長野さんと「-196度の世界」の実験している様子 )

私と東邦大学の皆さん

(東邦大学の皆さん )

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