【子ども記者通信】多くの人に理解してもらいたい「ヘルプマーク・ヘルプカード」(塚田小学校 宇田川 泰誠さん)

皆さんはヘルプマーク・ヘルプカードを知っていますか?ヘルプマーク・ヘルプカードとは、障害者の方達が災害時など、緊急の時に手助けが欲しいという思いを人に伝えることが出来る物です。僕はヘルプマーク・ヘルプカードについて、障害福祉課の方にお話を伺いました。
まず、ヘルプマークは何故出来たのか質問してみたところ、僕が生まれた年と同じ平成23年に東日本大震災が起きた時、障害者や患者さんが必要とする支援の方法をうまく伝えることが出来なかったという現場の状況が発端となっているそうです。そこで、都議会議員がヘルプマークを提案し東京都で作られました。
どのような人がヘルプマーク・ヘルプカードを持っていて、誰が持てるのか質問してみたところ、船橋では6割が体の障害、2割が精神的な障害、残りの2割が知的障害の方達が持っているそうです。理由は、難病の方や、見た目だけではどのような障害があるか分かりづらい方達が、緊急時や困った時(バスや電車に乗った時など)に援助や配慮を必要としているからとのことでした。また、ヘルプマーク・ヘルプカードは手助けを必要としている人なら誰でも持てるそうです。
次に、何故このマークが赤色と十字マークか聞いたところ、赤色と十字マークは助けを必要としているという意味で、ハートマークが助ける気持ちを表しています。
最後に、どのような人達にヘルプマーク・ヘルプカードを持ってもらいたいか質問してみたところ「外見では分かりづらくても、援助や配慮を必要としている方に持っていただきたいです。また一人でも多くの人達に、ヘルプマーク・ヘルプカードの意味を理解していただくことで、皆で助け合える社会が実現するための啓発を行っています」とおっしゃっていました。
僕は今回の取材を通して、一人でも多くヘルプマーク・ヘルプカードによって援助や配慮が必要な人達が助けられたら良いなと思いました。そしてこれからは、自分でも、様々な障害を持つ人達を助けていきたいです。
(令和5年7月31日投稿)
(ヘルプマークはストラップ式、ヘルプカードは
内側と裏側に詳しい内容が書くことが出来ます)
(ヘルプマーク・ヘルプカードについて詳しく
教えていただきました)
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