児童・生徒記者 施設見学会

更新日:令和3(2021)年11月30日(火曜日)

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児童・生徒記者 施設見学会を開催

 市内で行われている取り組みについて、子ども記者が学びながら取材する施設見学会を実施しました。今回は新型コロナウイルス対策のため、3グループに分けて実施。昨年から稼働している南部清掃工場を見学し、私たちが普段出しているごみがどのように処理されているのかを取材。ごみの分別の大切さや、ごみを減らすために自分たちができることを考えました。

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子ども記者から届いた記事一覧

(注)広報課に記事が届いた順に掲載しています。

児童記者

生徒記者

児童記者

南部清掃工場を見学して(三咲小学校 宮村明里さん)

 私たち児童記者は南部清掃工場へ見学に行きました。ごみが安全に処理される手順や、私たちが気づかないうちに環境を汚していることなど、たくさんのことを学びました。
 南部清掃工場では、1日最大で339トン、1年で25メートルプール約200杯分ものごみを処理しています。ごみ処理の順序は、まずプラットホームへ運び、次にごみピットでかくはん作業を行ったのちに焼却炉で燃やされます。かくはん作業というのは、ごみがまんべんなく燃えるように、かきまぜる作業のことです。この作業を行う「ごみピット」は、なんと10日分のごみをためておけるそうです。焼却炉で燃やされるごみは、有害なガスを出さないように、約1000度で長い時間をかけて燃やされます。
 そして、ごみを燃やした時に出る熱を有効利用して発電しているとおっしゃっていました。このような工夫によって、ごみからも資源を生み出していることにとても驚きました。
 ごみというのは最初からあるわけではなく、私たちの生活によって発生する物です。ですから、私たちにもできることがあると思います。例えば、不用なレジ袋を断ったり、物を買う時に、本当に必要な物かよく考えることなどです。私はまず、食べ残しをしないこと、リデュース、リユース、リサイクルの3Rを心がけたいと思います。
 もしごみを処理してくれる人がいなかったら、大変なことになってしまいます。私は南部清掃工場を見学して、ごみ処理に関わる方々への感謝の気持ちを持てていなかったことに気づきました。これからは、自分の出したごみを処理してくださる方がいるのだということを頭において、ごみを減らす努力をしようと思います。(8月27日投稿)

清掃工場での発見(若松小学校 仲出川晴音さん)

 8月19日、私たち子ども記者は南部清掃工場を見学させてもらいました。私が見学した中でおどろいたことは3つありました。1つ目は収集車が1年に走る道のりです。1年間で約168万キロ、地球42周分を走っていることが分かり、その距離の長さにとてもおどろきました。2つ目は1日に働く人たちの人数などです。1日あたり、のべ約250台の収集車が走り、のべ約600人が働いているそうです。収集車1台で約1.5トン運ぶことができます。私は1日で働く人の数、車の台数におどろきました。3つ目は24時間工場全体が動いているということです。清掃工場には中央制御室という場所がありました。そこでは24時間毎日焼却炉を含む工場全体を監視、制御しているそうです。24時間監視をしているということは、工場全体が動いているということなので、ずっと工場が動いていることにびっくりしました。さらに中央制御室はモニターで監視しているので、目がつかれてしまいそうです。私だったら絶対につかれてしまいます。
 また清掃工場では家庭ごみがどのくらい出るのかも学びました。例えば4人家族の場合、船橋市では1日で約2.6キログラムのごみが出ます。これは1リットルの牛乳パック2.6本分になります。1年間では約950キログラムのごみが出ます。これはお相撲さん6人分になります。私は消しゴムを最後まで使い切らなかったりすることが多いです。しかし今回清掃工場に行って、物はちゃんと最後まで使い切ろうと思いました。ゴミを出さないことは無理だと思います。でも1人1人が少しずつごみを減らす努力をすれば、ごみは減っていくと思います。(8月28日投稿)

ごみを減らすために(高根小学校 安藤瑞季さん)

 今回私が見学に行った南部清掃工場は、さまざまな工夫がされています。例えば、エアカーテンでごみの臭気がもれないようにしたり、プラットホームに収集車が到着したときに扉が自動で開いたり、働く人の安全や効率を考えた工夫がされていました。
 私が一番驚いたのはごみクレーンです。私が両手を伸ばすより大きなクレーンで、ごみを混ぜたり運んだりしていて、ドーン!ザザザッ!とすごい音がして大迫力でした。ごみを混ぜるのは、水気のあるものや乾いているものを均等にすることで燃えやすくするためだそうです。船橋市は平成30年度の統計で、人口50万人以上の自治体において、一人あたりの出すごみの量が少ないランキング第10位の市です。しかし、見学してみると、次から次へとごみが運ばれてきて、全然少なく見えませんでした。
 世界の中で、日本はごみの焼却率ランキングでぶっちぎりのトップです。焼却炉の数もダントツに多く、生ごみがほぼリサイクルできていないと言われています。生ごみを減らす、あるいはリサイクルするにはどうすればいいでしょうか。
 通学路の途中にある畑で、まだ食べられそうなニンジンが大量に捨てられていたことがあります。形が少し悪いとか、天候の都合で出荷の時期が合わないとかで売り物にならなくなるそうです。ねぎも先端が開くと売れず、かといってそのままにしておくと次の野菜が育てられなくなるので捨てるしかなくなるそうです。新型コロナの影響で、飲食店にも買ってもらえる量が減って捨てる量が増えています。飲食店では、お持ち帰りのメニューが増え、プラスチックごみが増えています。
 給食を残さずちゃんと食べること、形や色が違ってもおいしく食べること、余った野菜が動物園や牧場などの困っているところに渡せる仕組みを考えること、生ごみが出たらきちんと水気をとって捨てることなどが私たちにできる工夫ではないかと思います。 
 捨てる前に「リサイクルできないか?本当に燃やすしかないか?」をちょっと考えることも大切だと思いました。(8月30日投稿)

ごみを減らすために私たちのできること(行田西小学校 後藤美結さん)

 皆さんは、ごみを捨てるとき、まだ使えるものや、資源ごみを可燃ごみに入れたりして捨てていませんか?またごみを減らす工夫をしていますか?ごみを減らす工夫や分別について学ぶために、私は南部清掃工場へ見学に行きました。私は少し前までごみはただ捨てれば良いと思っていました。ですが、見学に行ってその考えが変わりました。分別をするときの種類の中に「有価物」というものがありました。有価物とは、まだ使えて価値のあるもののことを言います。私は見ず知らずのうちに、まだ再利用できるものを無駄にしていたのです。それと同時に可燃ごみの量も増やしてしまっていました。自分では分別できていると思っていても分別できていない場合があるのです。
 皆さんは3R(スリーアール)をご存じですか?3Rとは、リデュース、リユース、リサイクルのことです。リデュースとは、ごみを減らすこと、リユースは繰り返し使うこと、リサイクルは資源を再利用すること。これら3つのことを3Rといいます。この3Rを船橋市民全体でやることができれば、たくさんのごみの削減につながります。これをやってもすぐにはごみは減っていきません。船橋市全体で3Rを継続していくからこそ、ごみは減っていくのです。だから、これからは、一人一人が協力して少しずつごみを減らしていけたらいいなと思います。
 ごみがたった一日ですごく減ったら苦労しないですよね。でも現実はそう簡単にはいきません。だから、少しずつ、時間をかけて。ごみを0にすることはできなかったとしても、0に近づけることはできます。だからみんなで協力して、船橋市全体のごみを減らし、使えるものは再利用して、ごみはごみではなく、資源として活用していくことが環境にやさしい社会につながると思います。
 そして、私は分別を今まで以上にきちんとやっていこうと思います。(8月31日投稿)

さざプラの見学会 北部と南部の清掃工場を比べて(田喜野井小学校 冨樫昴くん)

 今年の施設見学会は、南部清掃工場へ行きました。テーマ「ごみを減らすために、私ができること」について深く考えることができました。また、前に書いた記事で取材した北部清掃工場とも比べてみました。
 南部清掃工場(さざプラ)では、夜間収集を行っています。また、可燃ごみのみの受け入れを行っています。北部清掃工場(メグプラ)では、昼間収集で、可燃ごみと粗大ごみを受け入れているため、これが大きな違いになります。ごみ投入口は7つあり、そのうち2つは一般(家庭)用、残りは収集車用です。プラットホームの出入口には臭い対策のエアカーテンがあります。これは、メグプラにもあり、共通点になります。ごみは、クレーンによって混ぜられ、焼却炉に入れられます。焼却炉も、メグプラと同じように、850℃以上の熱で有害なガスが発生することを防ぎながら燃やします。また、それにより発生した熱は蒸気タービンで電気になります。タービンで発電した電気は工場内の照明等の機器に使用し、余りは売電しています。灰は冷却してから、リサイクル、または埋め立てをします。これらは全て、メグプラとさざプラの共通点です。さざプラは2020年4月にリニューアルしたばかりのため、2017年にリニューアルしたメグプラとさほど差が無かったのでしょう。
 今回のテーマについて、ごみを減らすには、3Rという取り組みをしたり、ごみを分別したりするとよいと考えました。
 今回学んだことを大切に、船橋の環境をより良いものにしたいと思います。(8月31日投稿)

南部清掃工場を見学して(法典小学校 内田優茉さん)

 私は、南部清掃工場へ行って、清掃工場はとても大事な場所だと実感しました。なぜなら、清掃工場がないとごみを処理するところがなくなり、害虫が出てしまったり、悪臭が出てしまったりして、私達の町が汚れた町になってしまうからです。
 みなさんは、清掃工場がごみを処理するところだから悪臭がすると思ったことはありますか。私は清掃工場に見学に行く前は、悪臭がするのではないかなと思っていました。でも、そんなことはありませんでした。それは、ごみを処理する所にはエアカーテン(空気のカーテン)があり、悪臭や有害なガスなどを外に出さないようにしているからなのです。
 南部清掃工場では、周辺の海洋ごみも運ばれてきて処理しています。船橋市のごみだけでなく、海洋のごみまでも処理するなんて素晴らしいことだと思います。
 私たち一人一人がごみを減らすためにできることは、しっかりとごみを分別することです。私の家でも、家族みんなで、有価物(雑紙)・不燃物・缶ビン・可燃物ときちんと分別してごみを出しています。また、出されたご飯を残さず食べたり、サイズアウトした服は知り合いに譲ったりもしています。地球のために、私達の未来のために今できることを一人一人が意識してやっていける、そんな船橋になればいいなあと思います。(9月1日投稿)

できることから始めてみよう(飯山満南小学校 河盛航大くん)

 僕は、南部清掃工場に行きました。そこで学んだことは、ごみの量がものすごく多い事です。船橋市は毎年約20万トンのごみが出ていて、このうち家庭から出るごみは1年に約15万トンです。市内に住む皆さんが1人1日に約650グラムのごみを出しているという計算です。4人家族なら1カ月で約79キログラムです。350グラムのサッカーボールが230個分になります。1年で約950キログラムになり、これは、おすもうさん6人分です。皆さん想像以上に多くないですか。
 日本全国の食品ロスもすごく多く、なんと1年に640万トンです。毎日お米が1杯分の計算で、640万トンは、世界中で食料不足に苦しむ人々を救える食料の2倍にあたります。江戸時代は、お米・みそ汁・つけ物だけでも十分な食事だったのですが、現在の日本人は、食べ物のありがたみについて、もう一度よく考えたほうがよいと思います。また、プラスチックごみは川から海に流れ、海の生物がエサだとかんちがいして食べてしまいます。そして死にいたることもあるのです。ごみは、太平洋だけでなく世界中の海をまわるのです。海を流れると、ごみが小さくなり、小魚も食べてしまいます。ごみを減らすために何ができるのか考えましょう。
 船橋市には、ごみを処理する際に発生する灰の最終処分場がないので市外にもっていかなくてはなりませんが、それにはお金がかかります。ごみを減らせばお金がかかりません。僕は、マイバッグを使ったり、使い捨ての物は使わないようにしたりするなどの3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識して生活していきたいと思います。(9月1日投稿)

ごみを減らすために私ができること(湊町小学校 前川健太くん)

 僕は今回さざプラの施設見学で、ごみは清掃工場で燃やされ熱を有効活用するなど、環境に優しく処理していることを学びました。
 一番印象に残ったことは、「一日に一人当たり、お茶碗一杯分のご飯を捨てる計算になる」ということでした。とても驚きました。もったいないな、もうちょっと減らせるんじゃないかなとも思いました。
 今日から自分に出来ることは、必要なものを必要な分だけ買うこと。また、買う時もレジ袋を買わずにマイバッグを持参して買い物をすることが大切だと思いました。
 船橋のごみ事情や環境について感じたことは、ごみが多いということは、環境にもよくないので、一人一人が3R(リデュース、リユース、リサイクル)を意識し、できることを行っていくことが船橋の環境、さらに世界の環境を守る上で大切だということです。(9月1日投稿)

3Rをできるようにしよう!(高根東小学校 菊地優希くん)

 みなさんは清掃工場を知っていますか。清掃工場には、いろいろな工夫がされています。その工夫を説明します。
 家でどのぐらいのごみが出ているのか知っていますか。実は、4人家族で年間約950キログラムも出ています。そんなごみが出ているのになぜ、ごみだらけにならないのでしょうか。それは、清掃工場で安全に1000度で燃やしているからなんです!1000度で燃やして大丈夫なの?と思うかもしれませんが、中央制御室で監視されているので大丈夫です。他にもごみを燃やし発生した蒸気を利用してタービンを回し、発電をしているので、ごみを利用した火力発電所でもあります。良いことがたくさんありますが、ごみを処理するのにたくさんのお金がかかっています。なんと船橋市で年間70億円もかかっているんです。なので、ごみを減らさないといけません。その時に重要なのが3Rです。1つ目のRはReduce(リデュース)です。リデュースとは、買い物などに行くときにマイバッグを持っていき、ごみを減らそうなどの意味があります。2つ目のRはReuse(リユース)です。リユースとは、フリーマーケットやリユースショップを活用し、くり返し使うなどの意味があります。3つ目のRはRecycle(リサイクル)です。リサイクルとは、資源化できるごみは分別収集のルールを守って出し、資源を再利用しようなどの意味があります。この3つのRをできるようにし、ごみを減らしていきましょう。(9月1日投稿)

ごみを減らす生活へ(芝山東小学校 河村愛子さん)

 みなさんは買い物をする時、買おうとしている物がごみになった後のことを意識していますか。私は先日、南部清掃工場に行き、ごみ処理について学びました。
 南部清掃工場「さざプラ」では、一日最大339トンの可燃ごみと海洋ごみを処理しています。海の近くにあるさざプラでは、可燃ごみだけでなく、海洋ごみも船で回収されたものが運ばれてくるそうです。回収したごみを処理する過程で出た蒸気や排ガスなどは環境を守るために色々な工夫がされ、再利用したり処理されたりしています。ごみは焼却炉まで運ばれて約1000度で燃やされます。この時に出た蒸気は、発電機に通して発電に利用しています。排ガスは塵などを取り除き、煙突からきれいな空気になって出ていきます。また、灰の中にある鉄は磁選機で回収され再利用されます。私は、蒸気や排ガスなどが再利用されていることを知り、とてもおどろきました。
 資源を再利用するこの取り組みは『3R』のリサイクルにあたります。3Rとは、ごみを減らして資源を活用することです。リデュース=ごみを減らす、リユース=繰り返し使う、リサイクル=資源を再利用するという三つのステップがあります。
 私は、今までペットボトルや紙ごみなどを分別して捨てるリサイクルは意識していました。でも、さざプラの見学をして、必要のない物を買わない、物を長く大切に使う、リデュース=ごみを減らすことが何より大切なことだと思いました。また、リデュースは私の生活の中で一番身近にできることだと思いました。これからは、買い物をする時に本当に必要な物か、買ったらどんなごみが出るのかをよく考えて、リデュースを意識した生活をしようと思います。(9月2日投稿)

南部清掃工場の人のお話を聞いて(市場小学校 二宮優晴くん)

 船橋市の南部清掃工場は、去年の4月1日に新しく始動しました。
 僕は前々から、ごみはどうやって処理されるのだろうと思うことがあったので、南部清掃工場について記事を書くことにしました。
 南部清掃工場は、夜間に収集する工場です。
 僕は南部清掃工場でごみ処理のお話を聞いて、ごみ処理にはたくさんの人やお金が関わっていると知りました。できるだけ処理するごみを減らすために、まずは自分でできることからやってみようと思いました。(9月6日投稿)

南部清掃工場が私に教えてくれたこと(八栄小学校 小越香穂さん)

 私たち児童・生徒記者は、夏休み中に南部清掃工場へ見学に行きました。
 まず驚いたことは、船橋市では毎年約20万トンのごみが出ていることです。このうち家庭から出るごみは、1年に約15万トンで、4人家族なら1ヶ月で約79キログラムもあるということです。
そのたくさんのごみを、南部清掃工場では1日に最大339トンも処理しているそうです。収集車で集めてきたごみを、プラットホームからごみピットに入れるところを見ました。ごみピットには大量のごみがたまっていて、ごみクレーンでかき混ぜるそうです。そしてごみクレーンで焼却炉へ入れて、1000℃で燃やしているところもモニターで見ました。
 焼却炉の高熱の排ガスで水を蒸気に変えて、蒸気の力でタービンを回して発電しているそうです。また焼却時に出た灰は、最終処分場やリサイクル施設へ運ばれ、灰の中の鉄は磁選機を使って回収し回収施設へと運ぶそうです。
 この南部清掃工場の全ての機器の監視やごみクレーン操作を行うのが、中央制御室です。たくさんのモニターやパソコンがあり、驚きました。
 このように、南部清掃工場では、さまざまな工夫をしながらごみを処理していることを知りました。南部清掃工場ではごみを燃やす熱を利用して発電したり、灰や灰の中の鉄を回収施設やリサイクル施設へ運んだりするなどの工夫をしていますが、わたしたち1人1人は環境を守るために3R(リデュースリユース リサイクル)を取り組むことが大切であると、改めて学ぶことができました。
(11月10日投稿)

生徒記者

南部清掃工場を見学して(高根中学校 武藤悠雅くん)

 皆さんは、船橋で集められたごみが、どこへ行くのか知っていますか。船橋で集められたごみは南部清掃工場または北部清掃工場へ運びこまれます。
 先日僕は、子ども記者の施設見学会で南部清掃工場へ行ってきました。ここでたくさんのことを知ることができました。
 最初に驚いたことは、家庭ごみの量です。4人家族と仮定すると、1日に約2.6キログラム、1年でなんと約950キログラムもごみが出ているそうです。僕は、このことを聞き、ごみを出す量を減らすことができないかと考えました。紙などの無駄使いをしない、ごみが出にくそうな包装の商品を買う、これが日常でもできる対策だと思います。
 さらに、ごみの分別の種類の多さも初めて知ることができました。船橋市では、ごみを可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ・ペットボトル・有価物・小型家電・粗大ごみの7種類に分別しています。有価物である紙パックや、段ボールなどを可燃ごみとして捨ててしまっていることがあったので、しっかり分別をしてごみを捨てようと思います。
 環境への配慮もしっかりとされていて、ごみを焼却して出た排ガスは特別な薬品を使ったり、フィルターに通したりしてきれいにし、外へ出します。また、焼却した際の熱で水を蒸気にし、それでタービンを回すことによって発電も行っています。ちなみに、去年の1年間で売った電気は約6億円にもなるそうです。
 ごみをしっかりと分別して捨てないと、海の生物にまで影響を及ぼしてしまうので、皆さんもしっかりと分別しましょう。(8月25日投稿)

ごみの星にしないために(古和釜中学校 大坪愛奈さん)

 皆さんは、「3R」を知っていますか?3Rとは、リデュース・リユース・リサイクルの3つのことです。ごみを減らして資源を活用するために取り組んでいます。
 南部清掃工場では、ごみを7分別で処理していることを、壊れた傘や生ごみなどの展示物を使い分かりやすく表しています。ごみの収集は夜に行っており、1日のべ約250台の収集車でのべ約600人が働いています。1台でごみ袋約300個分1.5トンを運び、プラットホームにごみを捨て、また収集しに行く作業を繰り返します。1日のごみ処理能力は最大339トンになります。ごみピットには、災害があっても10日分のごみがためられるようになっています。燃やしたときに出る熱を電気にかえたり、灰などをリサイクルして有効活用をしています。
 南部清掃工場では、SDGsの取り組みとして、“12のつくる責任つかう責任”を、食品ロスや、3Rに加えてリフューズの4Rを行い、資源としてごみを減らす。“14の海の豊かさを守ろう”で、海洋ごみについての啓発を行っています。
 ぜひ皆さんも、ごみの分別や3Rを意識して、環境をより良くしていきましょう。また、ごみ収集をしてくれる人たちは、夏でも安全のため、長袖長ズボンを着ています。その人たちがケガをしないためにも、ごみの出し方を気を付けましょう。(8月29日投稿)

船橋市のために(御滝中学校 三橋勇仁くん)

 皆さんはポイ捨てをしてしまったり、ごみを分別せず捨ててしまったりしたことはありますか。
 船橋市には、北部清掃工場と南部清掃工場がありますが、今回は南部清掃工場でお話を伺いました。
 南部清掃工場では、1日あたり、約250台ものごみ収集車が働いており、約200トンと、シロナガスクジラ1頭と同じ重さのごみが運ばれてくるそうです。このごみを処理するのに1年間で約70億円もの費用がかかっているのです。さらに、このごみを処理する清掃員さんは、真夏でも長袖・長ズボン・手袋を着用して働いているのです。
 その一方で、南部清掃工場では、ごみ処理の際に発生した熱を使って電気をつくったり、排気ガスや排水をきれいにしてから外に出したりしています。また、細かい鉄も有価物として回収、工場内で発生した灰の半分は道路の舗装材として再生するなど、日々色々な面で環境のことを考えて、お仕事をされているのです。
 日ごろから私たちのことを考えて、大変な思いをして働いてくれている清掃員さんたちへの感謝の気持ちを込めて、わたしたちは、ポイ捨てをしないことを心がけましょう。また、南部清掃工場の方がおっしゃっていた「ごみは最初はごみじゃない」という言葉を大切に、それをいつも意識して良い環境にできるよう、ごみを分別し最低限の量にしてから出すなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。(8月31日投稿)

ごみを減らすためには(千葉日本大学第一中学校 藤井美羽さん)

 私は、8月19日に南部清掃工場に見学に行きました。今回の見学でごみの分別やごみが環境に与える影響がどのようなものかを楽しく理解することができました。
 南部清掃工場は、去年の4月頃に設立した新しい清掃工場です。ここは夜間収集で、ごみを夜に収集しています。ごみ収集車はロータリー式で、中でごみを回転させるタイプの収集車です。なんと収集車一台で、1日に1.5トンごみ袋約300個分ものごみを収集しています。ごみ収集車の移動距離は年間約168万キロ、地球約42周分!ごみがどれだけ多いのかが手にとるように分かります。
 船橋市の人口は64万人、ごみは年間20万トンもあります。
 ここ南部清掃工場ではごみ収集車が1日のべ135台出入りし、約200トンのごみが運ばれています。そのごみの半分が包装容器で、そのうち約4割がプラスチックの包装材なのです。だから私はエコバッグをこれから使い、なるべくプラスチック包装を使わないようにしたいです。
 南部清掃工場では、楽しくごみの分別を学べる体験コーナーもあります。今は新型コロナウイルスがあるので難しいのですが、落ち着いたら行ってみてくださいね。
 ごみの分別では「4つのR」という分別をRefuse、Reduce、Reuse、Recycleといいます。この分別方法はごみを出さずに物を大切にしたり、ごみを資源にできたりします。
 小さなことでもいいのでごみを減らすためにできることを実践してみてください。(8月31日投稿)

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