【子ども記者通信】未来へつなごう、献血の輪!~千葉県赤十字血液センターを訪ねて~(豊富中学校 伊藤 穣治さん)

更新日:令和6(2024)年8月28日(水曜日)

ページID:P129339

豊富中学校 伊藤 穣治

 僕は家族に輸血経験者がいることから献血に興味を持ち、近所にある千葉県赤十字血液センターへ取材に行くことに決めました。
 千葉県内には6つの献血ルームと3つの供給部門をもつ施設があります。僕が訪ねた豊富町にある千葉県赤十字血液センターは供給部門の1つで、千葉県北部の約20の市町村へ輸血用血液製剤を供給しています。
 インタビュー当日は施設内を案内していただき、輸血用血液製剤の保管庫も見せていただきました。中にはたくさんの輸血用血液製剤が、冷凍庫や冷蔵庫、血小板振とう機といったそれぞれの製剤にあった方法で保管されていました。また、血液を運ぶ緊急車両や、献血バスにも乗せてもらい、貴重な体験となりました。
 血液センターでのインタビューから、現在献血をしている方の年齢層は主に50代以上の方が多く、10~30代の若い世代が少ないことがわかりました。輸血用血液製剤には有効期間があり、人工的に製造することができないため、継続的な献血血液の確保が必要です。また少子高齢化が進むなか、安定して血液製剤を供給するためには、若い世代の皆さんのご協力が不可欠です。
 残念なことに、船橋市では献血率100パーセントの目標に対して30.3パーセントと低いこともわかりました(令和5年度船橋市保健所管内における400ミリリットル献血の目標達成率)。
 我が家では現在父が献血をしていますが、僕自身も献血可能な16歳以上になったら、献血をしてみようと思っています。皆で協力して、船橋市の献血率を上げていきましょう!

(令和6年8月19日投稿)

            献血バス
    (献血バスはショッピングモールや学校など、様々な場所に出向いています)

            血液保管用冷蔵庫
          (献血でいただいた血液は、血液型ごとに色分けされ、
           冷凍庫や冷蔵庫などで保管されていました)

令和6年度子ども記者通信はこちら

このページについてのご意見・お問い合わせ

広報課

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日