【子ども記者通信】~新時代にふさわしい制服へ~(習志野台中学校 伊嶋 優月さん)
私が通っている習志野台中学校では、この春(令和7年4月)から制服が変わります。そこで、新制服誕生までの道のりなどを、制服検討委員会のメンバーだった生徒会長に取材しました。
Q.制服を変えることになったきっかけとはなんでしょうか。
A.理由は、この今の時代に制服が合っていなかったからです。今までの制服は昭和から続いていた制服だったため古く、スカートやズボンといった男女の境というものがありました。そのため、今回ジェンダー的な視点から考えることを前提として、多様な生徒のニーズに合わせるという今の時代に合わせた制服にするため、変えることになりました。
Q.どのような方々がいつからこの検討委員会を始めましたか。
A.令和5年8月に発足し、ジェンダーについての研修会を行うなどの準備を経て、12月から会議をスタートさせました。参加者は生徒会役員と先生方、PTAの方たちが会議を重ね、令和6年6月に最終決定にいたりました。
Q.話し合う中で何か問題はありましたか。
A.3つの会社から各2種類制服をプレゼンしていただきましたが、まず検討委員会の中で選ぶ際に、制服ごとに細かく防水効果などの性能や、本校の色に合わせての制服にこめられた思いなども一つ一つ違っていたので、すごく悩んだ、ということがありました。あまりスムーズに進まなかったですね。
Q.制服決定までにどのようなことを行ったのですか。
A.まず検討委員会のメンバーで6種類の制服の中から選びました。やはり、生徒の意見が一番大事なので、その中から生徒たちが2回投票を行い、決定しました。
私はこの新制服を着ることはありませんが、当時投票する中で自分が着たいと思う制服を選んで投票するという楽しさや、またこれからの後輩のためにも今の制服よりもかっこいい、可愛いものを選びたいと思いました。それはあまり味わえないものなので、よい経験になったと思います。それからこのように私たちが楽しく選べたのは、制服検討委員会がスムーズに進められるよう頑張ってくれていたという背景があったことがこの取材でよくわかりました。
在校生たちが考えて選び抜いた制服を、春から新入生たちが着て登校してくることを私は楽しみにしています。
(令和7年3月23日投稿)
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