【子ども記者通信】ふなばし三番瀬海浜公園でのボランティア活動(前原中学校 池田 隆之助さん)

この夏、私はふなばし三番瀬海浜公園にて2つのボランティア活動に参加してきました。
1つ目は、フィールドミュージアム・三番瀬の会主催の体験です。干潟のゴミ拾いをした後、干潟の生き物や微生物を観察し、生態系や海洋プラスチックについて学びました。実際に干潟の潮だまりに行ってみると、想像以上にごみが溜まっていることに驚き、世界で問題になっている海洋プラスチックをより身近に感じることができました。その後、コメツキガ二や二ホンスナモグリなどの干潟に生息している生き物の他、干潟の近くを飛んでいるウミネコなどの野鳥を観察しました。本当にたくさんの種類の生き物がおり、その生き物たちが暮らしやすいと選んだ三番瀬は良い環境がそろっているのだと感じました。そのほかにも、海水に特殊な光を当て微生物を観察しました。少ない海水でも、その中にはたくさんの種類の微生物がいて、豊かな生態系を育んでいるということが分かり、微生物は小さいのに大きな役割を果たしていることを知りました。三番瀬は東京湾でも少ない干潟の一つの為、生態系を保つために大切な場所になっているということを学びました。このボランティア活動は、皆さんが想像しているような大人のお手伝いをするというようなものではなく、三番瀬を知る、海の面白さ、素晴らしさを体験するというボランティアなので、三番瀬が大好きな方や、海に興味がある方が行くと、非常に有意義な体験となるかもしれません。
2つ目は、ふなばし三番瀬環境学習館主催の工作系ワークショップの運営スタッフとしてのボランティア活動です。スタッフの方々と会場の準備をし、ワークショップ参加者に制作物の制作方法の説明を行うというものです。参加者の子どもたちが楽しそうに作っているところや、嬉しそうに帰っていく姿を見ていると、とてもやりがいを感じました。また、実際にスタッフ側の立場にまわったことで、改めて教える・伝えることの大切さを知ることができました。
今回私は、このようなボランティア活動に参加しましたが、船橋市が主催するマッチング会に参加したり、ボランティア・市民活動入門ガイドを読んでみたりすれば、たくさんのボランティア活動に出会うことができます。ぜひ、参考にしてみてください。
(令和6年10月30日投稿)
(ギマのトゲ。ギマはこのトゲで立つことができます。夏の三番瀬の干潟では、
よくギマの骨が拾えます)
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