【子ども記者通信】みんなが安全に自転車を運転するために(宮本中学校 坂路 蘭馬さん)

僕は、ヘルメット着用を努力義務とする法律が5年4月1日より、施行されたことに関心を持ったため、セオサイクル 船橋競馬場駅ファミリー店へ取材に行きました。自転車に関して、気になっていたことを店長の高橋さんに質問させていただきました。
質問は全部で5つあり、まずは高橋さん自身のことについて伺いました。
初めに「どうして自転車屋さんになろうと思ったのですか」と伺ったところ、困った人の役に立ちたくて始めたとのことです。また「自転車屋をする中でうれしいこと、やりがいはなんですか」と伺うと、お客さんの役に立ってありがとうと言われることにとてもやりがいを感じると教えてくれました。
次に、自転車とヘルメットのことについて質問しました。
まず「自転車について知ってほしいこと、注意してほしいことなど、伝えたいことはありますか」と伺ったところ「船橋は細い道やお年寄りの方が多いので安全第一の意識で自転車に乗ってほしい」と、おっしゃっていました。
次に「9月2日から、ヘルメット購入費補助金の支給が開始されたことで、ヘルメットの購入者は増えましたか」と伺いました。結果は3割増しとなり、子どもや親世代、お年寄りも全体的に増え、安全に対する意識も高まっていると感じていました。また、高橋さんはこのことについて、良い制度であると思っています。
ヘルメットの着用について調べてみると、事故時の致死率が約37%軽減すると分かりました。僕が通う、宮本中学校では約1000人の生徒がおり、クラスの中でも塾や習い事で自転車を使用する人が多くいるため、ヘルメットを着用することの大切さや交通ルールを守った安全運転をしなくてはならないことをみんなに発信していこうと思いました。この船橋という大きな都市で安全に自転車を運転するには、一人一人の意識が大事であり、これが事故を減らす鍵となると僕は考えました。あくまで、努力義務のヘルメットであり「ヘルメットは着けていて邪魔」や「格好悪い」という意見が多いと思いますが、これを皆さんがどう捉えるかによって、変わってきます。
市では、9月2日から7年1月31日まで、2000円以上の安全基準を満たした自転車乗車用ヘルメットの購入レシートや領収書、安全保証書などを申請書に添付して市役所の専用窓口や郵送、スマートフォンやパソコンからオンラインで補助金を申請することが出来ます。この機会にヘルメット着用について考えてみてください。
最後に「自転車ユーザーに向けて伝えたいことを教えてください」と伺うと、「楽しく、安全に自転車に乗ってほしい」とおっしゃっていました。僕は、安全第一で運転することを心がけ、ヘルメットに限らず、自転車の定期点検や交通ルールの再確認など、自分で出来ることから取り組んでいきたいです。
今回インタビューをして、まちの自転車屋さんの大切さを改めて感じたため、定期点検などを必ず行い、未然に事故を防ぐ努力をしたいと思いました。そして、とても大変だけどやりがいのあるお仕事で素敵だなと感じました。
(令和6年10月15日投稿)
▲ (左) セオサイクル 船橋競馬場駅ファミリー店 高橋店長(右)子ども記者 宮本中学校 坂路 蘭馬さん
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