【子ども記者通信】雨に負けない校庭のヒミツ(高郷小学校 中村 梨央奈さん)

高郷小は、雨水貯留浸透施設の1つであり、今回は、その施設を作った3人の市職員の人に取材しました。
畑や田んぼがたくさんあった時代は、雨が降ると、一時的にたまったり染み込んだりしていましたが、最近は家やスーパーマーケットなどの建物になったことで、雨が直接道路に流れやすくなったそうです。
そこで、できたのが雨水貯留浸透施設です。高郷小の校庭は、もとから校庭の表面に雨を学校のプール約1.6杯分を貯めることができます。私は、校庭に水がたまっているのを見て、水はけが悪いのかなと
思っていましたが、それが水を貯めるためだということを聞いて驚きました。
校庭の表面のほかに、令和5年度に校庭の地下にも貯留スペースがつくられました。縦・横・高さ約50センチメートルのプラスチック製の箱が5000個以上並んで埋まっています。すべての箱を並べると、縦・横約23メートル、高さ約1.6メートルの大きさになり、プール約2杯分の水を貯められます。
貯められた水は、一気に流れないように、直径約6センチメートルの管から少しずつ川へ流れて行きます。
これからも雨水貯留浸透施設が増えていって「水害の少ない船橋」になっていけばいいなと思います。
(令和6年8月15日投稿)
▼学校に設置されている案内板
▼ マンホールを開閉する貴重な体験も
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