【子ども記者通信】海に触れる、潮干狩り体験(法典西小学校 井上 美結さん)

みなさんは、「三番瀬」を知っていますか?
三番瀬とは船橋市、習志野市、市川市、浦安市に広がる東京湾の干潟・浅海域です。そんな三番瀬に隣接しているふなばし三番瀬海浜公園では、毎年4月下旬から5月下旬まで潮干狩りが開催されています。
潮干狩りとは「クマデ」などの道具を使って干潟の土を掘り起こし、アサリなどの貝を採ることです。
私は先日ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩りを体験してみました。
簡単に採れると思っていましたが、貝を探すのは意外と難しく、最初はとても苦戦しました。しかし、少しずつコツをつかんできて、最終的には家族4人で、約900gのアサリやハマグリを採ることができました。
潮干狩りを体験した後、ふなばし三番瀬海浜公園の大谷(おおや)さんに潮干狩りについて話を伺い、潮干狩りのコツや注意点も教えていただきました。貝を上手く採るためには、「アサリの目」と呼ばれる2つの小さい穴を見つけ、そこを掘ると良いそうです。
また、スタッフの方が潮干狩り開催日には安全に潮干狩りを楽しめるように、アカエイやクラゲなどの毒をもった生物がいないか点検しています。
ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩りは約40年も前から行われていて、休日は約5,500人ものお客さんが来場します。実際に私が訪れた時も、とてもたくさんの人で賑わっていました。
ふなばし三番瀬海浜公園には、「ふなばし三番瀬環境学習館」という三番瀬や海の生き物などについて学べる施設があります。そこでは、5月29日まで「これでバッチリ!潮干狩り2024」という企画展を開催していました。その企画展では、アサリを使った料理のレシピや、アサリの生態などについて知ることができました。特に驚いたのは、アサリは冷凍すると長持ちするということです。企画展には、たくさんの種類のアサリの貝殻の展示や、アサリのからだの構造を触って確かめられる模型があって、とても楽しかったです。
来年は、大谷さんに聞いたことや、企画展で学んだことを生かして、もっとたくさんのアサリを採りたいと思います。
みなさんも自然を感じ、海に関する様々なことを学習できるふなばし三番瀬海浜公園にぜひ行ってみてください!
(令和6年5月1日投稿)
▲話を伺った大谷さんと潮干狩り体験後の私 ▲汗を流して採ったアサリやハマグリ
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