船橋市立 八栄小学校

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校内研究

最終更新日:令和5(2023)年6月2日(金)

ページID:P013928

授業

本校の取り組み

研 究 概 要

1  研究主題

自ら学ぶ児童の育成
~「読む」学習を通して、自分の考えをもち、伝え合う国語科学習~

 2  主題設定の理由

 本校の教育目標は、「豊かな心を育み、自ら学び、たくましく生きる児童の育成」である。本校の児童は学習への理解度は高いものの、教科への関心や自己有用感などが全国平均を下回っており、学習の理解度の高さと児童の学習意欲が結びついていない実態が見られた。このことから、児童がより主体的に学ぶ姿、つまり「自ら学ぶ」姿を目指して校内研究実践を積み重ねていきたいと考えた。また、「読む」ことは国語科学習の基礎となる観点である。児童が読み取り理解したことを生かし、そこから自分の考えをもてるようになれば、本校の児童が学習に自信をもち、「自ら学ぶ」ことができるだろう。以上のことから、国語科の「読む」学習を通して、児童が読み取ったことから自分の考えをもち、それを他者に伝え合える姿を目指していきたいと思い、この研究主題を設定した。

3  めざす子ども像

文章の内容をつかみ、自分の思いや考えをもち、表現し伝え合える子

4  研究目標

「読む」国語科学習を通して、児童が自分の考えをもち、伝え合う指導方法を明らかにし、「自ら学ぶ」児童の資質、能力を育成、向上させる。

5 今年度の重点

【生活科】

(1)児童が自ら学びたくなる学習活動の設定(言語活動の充実、図書資料の充実)

(2)「伝え合い」に繋がる教室環境作り(掲示物の充実、「発表の仕方」「言葉の木」など)

(3)自分の学びを見通し、振り返る場作り(単元学習計画の作成「ラーニング・マウンテン」、授業内での振り返り、実態調査の実施)

(4)朝学習の活用(言葉の学習)

 

 6 研究方法

(1)基本姿勢

 国語科研究を通して、児童が楽しみ、意欲的に学習に取り組めるような指導の工夫を研究する。また、各ブロックでの目指す児童像を明確にし、目標に向かうための手立てを設定して実践を行う。

(2)研究授業

 研究授業を通して「自ら学ぶ」児童の育成に繋がる国語科学習の提案をする。分科会で 授業内容や目標、重点等について協議し、講師の指導のもと、研究を進める。

(3)検証方法

 「自ら学ぶ」ことができたか、教材理解の知識及び技能、思考力、判断力、表現力等が高まったかを検証するために、実態調査やノート、児童の観察などを通して具体的・客観的に検証し、紀要や実践のまとめを作成する。

(4)研究の進め方

  研究概要提案、提案授業、各学年の研究授業、講師の指導等を通して、共通理解を図る。