船橋市立 八栄小学校

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校内研究

最終更新日:令和4(2022)年1月27日(木)

ページID:P013928

授業

本校の取り組み

研 究 概 要

1  研究主題

つながりを深める生活科・社会科学習

~(生活科)身近な生活に関わる見方・考え方を生かし、気付きの質を高める児童の育成~

~(社会科)社会的な見方・考え方を働かせ、思考力を高める児童の育成~

 2  主題設定の理由

  子供たちを取りまく社会状況が急激に、しかも複雑に変化し、これからどのような社会

 になっていくのか予測をすることが難しくなっている。また、グローバル化の進展や技術

 革新等によってこれからも変化し続けていくものと考えられる。このような未来が予測さ

 れる今、よりよい社会を作っていく為には一人一人の市民が現状に満足することなく、そ

 の変革の担い手として主体的に行動することが求められるのではないかと考える。社会事

 象や社会問題と自分との「つながり」(すなわち「関係性」)に気付き、自ら未来を拓こ

 うとする児童を育てたいと考えた。それは、自ら問題を見つけ、解決し、自分の考えを基

 に選択・判断できる資質能力の育成と捉え、本研究の主題を設定した。

3  めざす子ども像

主体的に問題に取り組み、社会や身近な人、物、事、自然とのつながりを根拠にして、自分の考えを表現できる子

4  研究目標

「つながりを深める」生活科・社会科の指導方法を明らかにし、児童の資質、能力を育成、向上させる。

5 今年度の研究仮説

【生活科】

児童が夢中になり、自分のめあてに向けて十分満足できる場の設定をすることで、身近な生活に関わる見方・考え方を生かし、気付きの質を深めることができるだろう。

 

【社会科】

単元に用いる資料を精選することで、社会的な見方・考え方を働かせ、思考力を高めることができるだろう。

 6 研究方法

(1)基本姿勢

  生活科・社会科研究を通して、問題解決学習の学び方を身に付けさせ、「よりよい社

 会」を形成していく一人として、公民としての資質・能力の基礎を身に付けた子供に育

 てていく。各学年の発達段階に応じた単元構成や教材を研究する。

(2)研究授業

  研究授業を通して「つながりを深める生活科・社会科学習」を提案する。分科会で授業

 内容や目標、重点等について協議し、講師の指導のもと、研究を進める。

(3)検証方法

  思考力が高まったのかを検証するために、アンケートやノート、児童の観察などを通し

 て具体的・客観的に検証し、紀要や実践のまとめを作成する。

(4)研究の進め方

  研究概要提案、提案授業、各学年の研究授業、講師の指導等を通して、共通理解を図

 る。