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南部清掃工場
施設の紹介
南部清掃工場は、市内で出た可燃ごみ(燃やすごみ)を処理する施設です。可燃ごみは焼却処理しています。
所在地
船橋市潮見町38番
処理能力
可燃ごみ(燃やすごみ) 1日当たり339トン(1日あたり113トンできる焼却炉が3基)
炉の形式
全連続燃焼式焼却炉(ストーカ炉)
主な設備
1.プラットホーム
みなさんの家庭から出たごみは、ごみ収集車によって集められ、ごみ計量機でごみの重さを量り、このプラットホームに来ます。
数字の書かれた青い扉は、ごみをごみピットへ入れるための扉です。ごみの臭いを外に出さないように普段は閉まっていますが、収集車が近づくと自動的に開き、ごみが投入できるようになります。
2.ごみピット及びごみクレーン
ごみピットに貯められたごみには、燃えやすいものや燃えにくいものがあるため、なるべく均一になるように、ごみクレーンで撹拌という作業(ごみをかき混ぜる作業)を行ってから焼却炉に投入します。
3.焼却炉
↑焼却炉の内部の様子
焼却炉に入ったごみは、ここで燃やされます。850度以上の高温で燃やすことにより、有害な物質(ダイオキシン類)の発生を抑えます。
4.ボイラ
焼却炉の上部にはボイラが設置されていて、ごみを燃やしたときに発生する高温の排気ガスから熱を回収します。回収した高温の熱をを使って水を沸かし、蒸気にします。この蒸気は発電に活用しています。
5.蒸気タービン・発電機
ボイラで発生した蒸気を利用してタービンを回転させています。(簡単に言うと、蒸気を風車にあてて回転させているようなイメージです。)それによって、タービンにつながった発電機が回転し、電気が作られます。
南部清掃工場にある発電設備は最大8,400kWの電気を作る能力を持っています。一般家庭でおよそ17,500世帯分の消費電力に相当します。
6.エコノマイザ
焼却炉から出た高温の排ガスから、熱を水で吸収し、処理に適した温度に下げます。
7.バグフィルタ
排ガス中のばいじん、ダイオキシン類、塩化水素、硫黄酸化物、水銀を除去します。
8.中央制御室
中央制御室では工場全体の機械の運転状況や排気ガスの状態等を24時間365日監視している場所です。機械の操作もここで行います。
見学をご希望の方
見学をご希望の方は、以下のサイトをご覧ください。
http://funabashi-nambu.com/form.html
最後に~みなさんへのお願い~
可燃ごみの袋の中に不燃ごみや、ビン・缶などの資源ごみが混ざっていると機械の運転に悪影響をあたえ、故障の原因になってしまいます。みなさんもごみの分別、リサイクルにご協力ください。
ダウンロード
お問い合わせ先
資源循環課 施設係 / 電話番号:047-436-2439 /FAX:047-436-2448/ メールフォーム
千葉県船橋市湊町2-10-25
受付時間 : 月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで(祝日・年末年始を除く) / 休業日 : 土曜日、日曜日、祝日