今月の旬の素材(ボタンエビ)

更新日:平成26(2014)年4月2日(水曜日)

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ボタンエビ

食材名

ボタンエビ
タラバエビ科タラバエビ属

分布

日本海からオホーツク海、ベーリング海まで北太平洋に広く分布するエビで、水深100~350mに生息する。

旬の時期

春~秋

栄養価

老化防止に効果を発揮するビタミンEを多く含んでいます。ほかに、タウリンもたくさん含み、動脈硬化や肝臓病の予防にも効果があります。

ワンポイント豆知識

歴史

ボタンエビは、海老好きの日本人が見つけた深海の珍味で、ここ20年ほどの間に日本中で食べられるようになりました。最近は、冷凍・輸送技術の発達で年中食べられる様になりましたが、殻をむいて生のままつるりと食べる海老の美味しさが増すのは冬の時期です。

味覚

非常に美味で、身は柔らか過ぎず、噛むとまず甘味が広がります。その後、ねっとりと濃厚な旨味が舌に長く残ります。残った頭のミソを軽く焼いてミソの旨さを味わうのもよいでしょう。

美味しく食べるコツ

ボタンエビは、刺身や塩焼き空揚げなどにすると美味しく食べられます。

刺身

頭を取り、胴部のじゃばら状の甲は尾を入れると7つあり、5番目までの殻をむいて食べます。 頭にはミソがあり、口で軽くすすって中のミソを堪能するのもいいです。但し鮮度の良いものにかぎります。

塩焼き、空揚げ

頭を塩焼きや空揚げにすると、香ばしい味になります。また刺身に出来ない小ぶりの海老はもっぱら空揚げにします。このまま食べればカルシウムを多く摂取できます。

調理例

梅肉和え

ムキ身にしたボタンえび5尾を梅干し半個分の梅肉に和えて、その上にボタンエビの卵を添えます。 卵のプチプチした食感と梅肉のすっぱさ、これにボタンエビの甘味が加わった珍味です。

食材を使ったレシピ

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