【子ども記者通信】シンガーソングライター 岡谷柚奈さんが母校へ（葛飾中学校　田中 悠翔さん）

 

　10月20日、シンガーソングライターの703号室 岡谷柚奈さんの講演会が母校である葛飾中学校で開催されました。1stシングルの「偽物勇者」は、TikTokでも大人気でYouTubeでの再生回数は、現在2480万回を超えています。歌詞が心に刺さる「偽物勇者」は僕も初めて聴いたときは感動しました。
　講演会のテーマは“夢”。岡谷さんの学生時代の体験を交えながら、僕たちに向けて「夢を追いながら自分と向き合ってほしい」と話してくれました。岡谷さんは大勢の人の前で話すのは、ライブのときに少しだけ話すぐらいで講演会を開くのは初めてだったため、緊張していたそうです。そこで、お互いの緊張をほぐすためにと、最初に「偽物勇者」を歌ってくれました。話をしているときは物静かな岡谷さんが、とても力強く、さらに、「偽物勇者」は30分で書いたと聞き、プロの凄さを実感しました。その後は、コロナ禍に書いたという「僕らの未来計画」も歌ってくれました。
　講演会後、インタビューに答えてくださった岡谷さんは、歌が好きなので、歌ったり世に発信したりすることは楽しいが、上を目指したらキリがないことや、シンガーソングライターはどれだけ売れたかなどの数字によって収入が変動してしまう不安定な職業なため、やりたいことが全てできるわけではないなどと、夢の職業だったシンガーソングライターの現状についても教えてくれました。
　生まれも育ちも船橋市の岡谷さん。船橋市は、ミュージックストリートなどを行っていて、音楽にあふれていると感じているそうです。“音楽にあふれるまち”、船橋市出身のシンガーソングライターとして誇りに思ってもらえるようになりたいと語っていました。スタジアムツアーが夢だという岡谷さんの今後の活躍に期待しています。

（令和5年10月22日投稿）

（全校生徒約1000人の前でギター弾き語りライブが行われました）




（講演会後には笑顔でインタビューに答えてくださいました）　　　　　

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