大竹沙歩さんが全日本フィギュアノービス選手権で優勝!

更新日:令和4(2022)年6月13日(月曜日)

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※この記事はバックナンバーです。

若松小5年の大竹沙歩(おおたけさほ)さんが、10月23日に滋賀県立アイスアリーナで行われた「第25回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会」のノービス女子Bクラス(9歳以上10歳以下)で初優勝を果たしました!

自己ベストを更新しての初優勝

フィギュア優勝

同大会は、過去に浅田真央さんや宮原知子選手といったオリンピック出場者が優勝したフィギュアスケーターの登竜門となっています。昨年は、惜しくも3位でしたが、2回目の出場となる今回はバレエ「黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ」で演技を披露。総合得点74.32の自己ベストとなるスコアを記録し、見事1位に輝きました。大竹さんは、「今回のプログラムを通じて、滑りと演技の両立がうまくできるようになったと思う。」と振り返ります。

初めてのスケートは幼稚園年長のとき

大竹さんは、名古屋で通っていた幼稚園のカリキュラムでスケート体験があり、「リンクを滑るのが楽しい」と思ったことが競技を始めるきっかけになりました。また、名古屋市は、これまで数多くの有名なフィギュア選手を輩出した地であり、通っていたスケートスクールで、トップ選手を身近に見ていたことでフィギュアスケーターを夢見るように。なかでも、鈴木明子さんや横井ゆは菜選手の演技に魅了され、練習に没頭していったという大竹さん。
現在は、国際スケート連盟や国際アイスホッケー連盟が定める競技用の国際基準を満たすアイススケートリンクを備えた「アイスパーク船橋」にあるMFフィギュアスケートアカデミーに所属しています。同アカデミーの中庭健介ヘッドコーチに指導を仰ぐため、6月に名古屋から引っ越してきました。「練習は毎日。氷上での練習は多いときで5時間、少ないときで3時間。それに加え、陸上トレーニングやバレエのカリキュラムもありますが、練習は楽しいです。ジャンプはあまり得意ではないけれど、たくさん練習して跳べるようになると嬉しい!」と笑顔を見せます。
練習風景

次はトリプルアクセルを跳ぶ!

次の目標は、来年の全日本フィギュアスケートノービス選手権大会ノービス女子Aクラス(11歳以上12歳以下)で”トリプルアクセル”を決めて優勝すること。大竹さんは、技の習得に時間のかかる6種類あるトリプルジャンプのうち、すでに4種類を習得していますが、トリプルアクセルを跳べるようになるべく、ハーネス(補助器具)を装着して日々練習を重ねています。

世界一のフィギュアスケーターに

12月20日、市長・教育長へ選手権優勝を報告した大竹さん。「将来はオリンピックで金メダルをとりたい」と力強く目標を語りました。同席した母親は、「幼稚園でスケートをはじめて、大変な練習をここまで続けてこられるとは思っていなかった。」と話します。
「目標にしているのは、ジャンプは羽生結弦選手、スケーティングはパトリック・チャン選手、表現は鈴木明子さん。全ての良いところをミックスした選手になりたい。」世界一のフィギュアスケーターを目指して、大竹さんは日々練習に励んでいます。

 市長表敬