6ヒアリについて

特定外来生物「ヒアリ」

外来生物とは、もともと日本には住んでいなくて、人間によって日本に持ち込まれた生き物のことをいいます。
その中で、特に他の生き物や人間の健康や農作物などに被害をあたえる生き物を法律で指定して、特定外来生物とよんでいます。
最近、外国から運び込まれたコンテナやコンテナに積まれていた荷物から見つかって問題となっている「ヒアリ」も特定外来生物です。
ヒアリの働きアリは、2.5ミリメートルから6ミリメートルまでの色々な大きさのアリがいます。
身体は赤っぽくツヤツヤしており、腹部（おしり）は暗めです。

(自然環境研究センター提供)クリックすると拡大します

令和元年9月に市内でヒアリが確認されましたが、今のところ市内を含め、日本国内にヒアリは住みついていません。

ヒアリに刺されると、とても痛みを感じます。気分が悪くなることもあるので、もし刺されたらすぐに大人に知らせましょう。

アカカミアリ

ヒアリとよく似たアリにアカカミアリがいます。
体長は3ミリメートルから5ミリメートルで、体色は赤褐色で頭部は褐色です。

ヒアリほど毒は強くありませんが、アカカミアリも特定外来生物に指定されていて、注意が必要なアリです。

(自然環境研究センター提供)

ヒアリ・アカカミアリと似ている日本のアリ

ヒアリとヒアリに似た日本のアリの一部です。他にも似た種類がいます。

	ヒアリ	アズマオオズアリ(大型・小型の働きアリ)	オオシワアリ
アリ全体像※
目で見える特徴	全体にツヤがあり、腹部がやや黒っぽい 集団では様々な大きさの働きアリがいる	働きアリは小型と大型の2タイプに分かれる 大型の働きアリは頭が大きい	頭部、腹部にツヤがない 頭部から腹柄節は黄色っぽく、腹部は暗褐色

※画像は自然環境研究センター提供
標本写真のため生きているときと色合いが異なります。
（記載の情報は、令和元年9月1日現在の情報です）

ヒアリかな？と思ったら

ヒアリかな？と思っても、間違えやすい種類もいるので、種類が分からないアリは、さわらずに、すぐ大人に知らせてください。

・大人の方へ
　大人の方は、ヒアリを見つけた際の対応等をまとめた市ホームページ『ヒアリ・アカカミアリについて』をご覧ください。
　また、『環境新聞エコふなばし12号』でもヒアリに関する記事がございますのでご覧ください。

関連リンク

環境省　特定外来生物ヒアリに関する情報（外部リンク）

千葉県　ヒアリ・アカカミアリにご注意ください（外部リンク）

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